OZ名古屋! | まきおの隠れ宿

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劇団スタジオライフの牧島進一です。
皆様との交流の場をコソッと増やそうとブログを始めてみました(^_^;)
内容は徒然、不定期更新になると思いますが、
宜しくお願い致します!

3月20日。

無事、名古屋でのOZが幕を開け、そして閉じました。

名鉄ホールは何度も使わせていただいていて、僕らは「また帰って来たぜ!」という思いで公演に臨みました。

1ステージしか公演がないのにもかかわらず、本当に沢山のお客様が足を運んで下さって、喜びとドキドキの入り混じった高揚感のある公演でした。

袖中の状況がかなりサンモールと違うので、時間の都合でゲネプロができないツアーの本番は、正直不安もちょっとだけあります。特に今回はアクションシーンが多く、また舞台装置も動きまくるので、とにかく事故、怪我が怖かったりするのです。

たった1回のステージ。この名古屋公演を心待ちにしてくれていたお客様の為にも、無事やり遂げるのだ!

そんなエネルギーが自然と出演者の中に生まれ、舞台の上で一つになっていく。

東京での長期間の公演も勿論大切です。毎日新しい発見があり、すごく有意義な時間ですし、初日を開ける地ですので、ここで骨組みから肉付けまで全てがなされ、そして完結する、素敵な時間です。

でも、東京の公演にはなくて、ツアーにしかないものもあります。

それは、普段生活している所とは違う地で行うことで、純粋に芝居のことだけにのめり込むことができること。
皆さんが旅行などで、普段の生活から解放されるように、僕らもまた解放されるのだと思います。
解放されるからこそ、お客様の作って下さる空気を、思う存分感じ、それを芝居に乗せることができるのです。

だからきっと、東京のOZと名古屋のOZは、全く違うOZなんです。
台本は同じですし、アドリブがある訳でもないですが、どちらが良いか、ということではなく、違うんです。

それが、役者としては本当に嬉しく、また、ツアーに来て学ぶことが多々ある理由でもあります。

そんな僕らの名古屋公演。名古屋だけのOZ。ご来場下さった全ての方に、本当に感謝しています。

そして、明後日には兵庫で、3つ目のOZの世界が誕生します。

きっとまたドキドキして緊張しまくると思うのですが、それも含め、新しい世界でまた生きられることが、本当に楽しみなのです。

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ミソニコミ