千秋楽シリーズ。 | まきおの隠れ宿

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劇団スタジオライフの牧島進一です。
皆様との交流の場をコソッと増やそうとブログを始めてみました(^_^;)
内容は徒然、不定期更新になると思いますが、
宜しくお願い致します!

昨日になってしまいましたが、無事に十二夜東京公演の千秋楽を迎えることができました!

以前このブログにも書きましたが、
本当にドタバタの中で初日を開けてから早二週間。大きな事故も怪我人もなく、内容も日々充実していく中で楽を迎えられて本当に感謝です(>_<)

昨夜の十二夜は超満員御礼で、当日で入れないお客様も出てしまいました。わざわざ劇場まで足を運んで下さったのに本当にごめんなさいでした。

昨夜は海司さんと松本と三人でプチ十二夜打ち上げをやりました。
正確にはただ飲みに行っただけですが、飲み屋で三人並んだとき気づきました…

「ヴァイオラとオーシーノぢゃないか」

と(笑)

しかし今回の十二夜。初演よりも人間関係が濃くなったというか、初演時にはドタバタ騒ぎで押し通してしまった部分に倉田さんがメスを入れ、全く同じ脚本ながら、かなり趣が変わったのではないかと思います。

だから、初演でやった役をやった役者たちも、本当に一から取り組み、また、出演者全員が

「今回はこういう作品にしたいんだな」

と団結してそこに向かえていて、とてもいい形の公演になったと思っています。

このまま大阪、韓国と一致団結して突っ走りたいと思います!

東京千秋楽までフェイビアンを演じて、稽古からかなり悩んだりしましたが、本当にこの役をやれて良かったと思いました。初演でやったアントーニオも本当に好きな役でしたが、ある意味個人技に特化した役だったので、今回のフェイビアンは逆。

トービーと、
アンドルーと、
マライアと、
道化と、
アントーニオと、
役人たちと、
オリヴィアと、
マルヴォーリオと、
オーシーノと、
ヴァイオラと、

とにかく絡む絡む(笑)

夏夜のシーシアスがかなり個人技が要求されるのに対し、フェイビアンは全てにおいて連携プレーが必要な役。それだけに使う神経もかなり違うし、疲れ方も夏夜とは全然違いました。

でも、一人じゃないって、やっぱり楽しいですね(笑)

紀伊國屋での公演も残すところ2ステージ。サバランとぼんぼん一回ずつとなりました。

最後まで、精一杯夏の夜の夢の世界を生き抜きたいと思います!