クリニック光のいずみでの皮膚炎改善症例⑥:食物アレルギーと軽度の化学物質過敏症の改善。 | 世界一幸せな医者石川眞樹夫のブログ『今日も好い日だ』

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今日は、離乳食を開始してから増悪した皮膚炎で1歳で初診来院したHちゃんの例をお示しします。2歳下の弟さんには、比較的典型的なアトピー性皮膚炎も出現し、およそ3年ほど、家族で治療に取り組んで、姉弟ともに皮膚炎は改善しました。

 

ビオチン療法と食事療法が良く効いて、血液検査データも順調に改善し、並行して皮膚が綺麗になったお子さんです。最後に給食を止めて、お弁当にしてからの検査データもお示ししてあります。

 

採血検査で、カンジダ反応が0.00になると、ほとんどの食物アレルギー反応も0に近づきます。これは、主に白砂糖を使用した食材で腸内で異常増殖するカンジダ菌が、リーキーガット症候群の主因の一つである傍証と言えるでしょう。学校給食では、白砂糖をまぶした揚げパンなども出されるようですが、給食で使用される白砂糖の量も、子ども達のリーキーガット症候群、ひいてはアトピー性皮膚炎や喘息を増やしている大きな要因だと推定されます。お母さんが、白砂糖を使用しない和食のお弁当を持たせたときに、Hちゃんの食物アレルギーがどれほど改善したか、ぜひご覧下さい。

 

クリニック光のいずみ

院長石川真樹夫

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①初診時、生後9ヵ月での来院。離乳食を開始してから、主に前胸部を掻き壊すようになって、徐々に皮膚炎が拡大するという訴えでのご来院でした。

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・お母さんのアレルギー検査で、カンジダ反応が陽性(+)で、小麦アレルギー、軽いお米のアレルギー、ミルク、牛肉、卵白、豚肉のアレルギーを認め、お子さんの離乳食で小麦、ミルク、牛肉、卵白、豚肉を避けるように指導。

 

・粉ミルクを併用しての離乳を進めていたので、粉ミルクをミルクアレルギー用のMA-1に切り替えてもらいました。

 

・レメディクリームを日に2回ほど塗布するように指導。

 

・主食を「ゆきひかり」の5分づきに変更してもらいました。

②上記の4項目の実施で、2回目の診察(3週間後)には、前胸部皮膚炎はかなり消退。お母さんの検査で腸管カンジダ症がある程度あると推定されたため、

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・Hちゃんの腸内細菌叢のバランス回復とカンジダ菌を抑制する酪酸菌、ビフィズス菌、乳酸菌の維持増生を目的にビオチン療法を開始。情緒的に落ち着いたお子さんだったので、バッチフラワーレメディ内服は併用しませんでした。

 

③「ゆきひかり」の5分づき米を主食に限定し、味噌汁が飲めるようになったので、2年醸造の味噌汁を1日最低2回飲ませて下さいとお願いし、ビオチン療法とレメディクリームを継続。排便順調で、皮膚炎も極めて順調に改善。ただし、パンを中心とした小麦製品を食べると、同日から翌日にかけて皮膚に痒みが生じる事持続。血液検査を施行し、以下のような結果でした。(写真は、状態が良い時のものです)

 

④Hちゃんが2歳の時に弟が生まれましたが、弟さんの方が最初から顔面の皮膚炎が激しく、姉、弟、お母さんの3人でその後も通院を継続。Hちゃんについては、採血データの推移から、小学校に上がる前に軽度の化学物質過敏症があると診断し、その事をお母さんにお伝えしたところ、それまでの小麦、ミルク、牛肉などの除去に加え、お弁当を持たせてくれるようになり、皮膚の状態はさらに改善し、食物アレルギーはほぼ全て消失。通院終了となりました。

 

小学校入学前のデータ。

 

お弁当にしてからのデータ。