クリニック光のいずみでの皮膚炎改善症例⑤:妊娠中のお母さんの食事大切です。 | 世界一幸せな医者石川眞樹夫のブログ『今日も好い日だ』

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クリニック光のいずみでの皮膚炎改善症例⑤:グルテンアレルギーでも、主食をきちんとご飯にすれば良くなります。

 

H君、1歳4ヵ月初診。2歳時の採血でグルテンアレルギー判明。

妊娠中のお母さんの食事が、お母さんと同じ小麦、ミルク、卵のアレルギーを赤ちゃんにもたらしたと同時に、赤ちゃんに、お母さんにはないグルテンアレルギーも生じた例です。

赤ちゃんのためにほぼグルテンフリーの生活を開始して、お子さんだけではなく、お母さんのお肌もとてもキレイになりました。

子ども達の症状は、親を助けるために出現していると言っても良いでしょう。

ぜひご一読下さい。(最後に採血データの一部も載せてあります。)

クリニック光のいずみ
院長 石川真樹夫

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生後1ヵ月で皮膚炎を生じ、症状が持続し広がったため、1歳4ヵ月で来院したH君。(妊娠中のお母さんのお肉、ミルク、小麦、卵白の過剰摂取で生じた皮膚炎と推定)顔面、四肢、体幹部の皮膚炎が目立つアトピー体質。

 

レメディクリームと食事指導で治療開始。

 

①初診時の皮膚炎。お母さんの血液検査で、小麦、ミルク、卵、ピーナッツ、オボムコイド(加熱した卵白)に反応あり、離乳食からこれらを除去してもらい、バッチフラワーレメディ内服を開始して経過観察。離乳はせず、母乳も朝と夜程度で継続。

 

 

②クリーム塗布と離乳食から、お母さんで陽性(+)だった食物アレルギーの原因食材を除去して3週間後。顔面皮膚炎、体幹部、背部の皮膚炎は、炎症がやや軽く、一方で、ヘリングの法則のとおり四肢の皮膚炎わずかに増加。離乳食を徐々に進めている状態で時に便秘あり、便秘時にグリセリン浣腸30mlを必ず使用して排便を促進するよう指導。

 

③治療開始2ヵ月後。ここまでの治療は、

・お母さんの血液検査で食物アレルギー反応の強く出ていた食材を除去した上で母乳と離乳食を継続。

・レメディクリームを塗布、

・便秘時浣腸で排泄促進の3項目。

顔面については頬部の赤みとかるいかぶれはあるものの、左こめかみ部分を除いて皮膚炎はほぼ軽快。上肢の皮膚炎は肘関節部に残存する形で、比較的典型的アトピー性皮膚炎のパターンに移行。背部の皮膚乾燥さらに改善あり。(レメディクリームには保湿作用はありませんが、皮膚の再生を穏やかに促す働きがあります。)

 

④治療開始3ヵ月目。背部皮膚炎ほぼ消失し、上肢も全体的乾燥は残っているものの、肘の皮膚炎もほぼ治癒。並行して、体の下部、膝裏と足首に皮膚炎発症。やはりヘリングの法則に一致する回復プロセス。

 

⑤通院開始から1年。時々浣腸を使いながら離乳食の主食を「ゆきひかり」の5分づき米で進めたところ、便秘することが無くなり、バッチフラワーレメディ内服を継続しながら、レメディクリームを1日1回から2回塗布するだけで、皮膚炎が生じても1日から2日で治癒するようになったが、パン、乳製品、卵白を含む食品を摂ると痒みが出る状態は持続あり。2歳を前に本人の採血を行ったところ、強いグルテンアレルギーとお母さん以上の小麦アレルギーが確認された。また、消化管カンジダ症を疑わせる強いカンジダアレルギー反応も陽性(+)。卵白と卵黄のアレルギー、果物に対しての多発性アレルギーもあることが分かり、軽度の化学物質過敏症と診断。腸内カンジダ対策として、ビオチン療法を開始。

 

「ゆきひかり」の玄米食、味噌汁の継続、ビオチン療法継続で、皮膚状態は安定してすごせている。

 

⑥2歳時と、2歳半の時にビオチン療法の効果確認のために施行したマルチアレルゲン検査の変化は以下の通り。米のアレルギー改善は、主食を「ゆきひかり」の玄米で継続したおかげです。