クリニック光のいずみでの皮膚炎改善症例報告の②です。 | 世界一幸せな医者石川眞樹夫のブログ『今日も好い日だ』

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クリニック光のいずみに通院される患者さんで一番多い症状はアトピー性皮膚炎です。検査していないために把握されていない食物アレルギーが、腸管粘膜に傷を作り、なおかつお腹のカビ(主にカンジダ菌)が増殖を続けるために、リーキーガット症候群が持続して、知らず知らずの内に、さらに多種類の食物に対して、腸管粘膜のアレルギー性炎症が生じたり、皮膚炎が持続したりしている方が沢山います。今日お示しする症例は、パンとミルクと牛肉を除去し、玄米食にして治癒したアトピー性皮膚炎の男の子です。小麦のグルテンも、ミルクのカゼイン、ミルクに含まれる女性ホルモンなどが、リーキーガット症候群の持続と増悪をもたらす大きな原因です。

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Jくん6歳。アトピー性皮膚炎の再発と治療。

 

①一度良くなっていたアトピー性皮膚炎が、お正月の食事をきっかけに再発。採血検査で、ミルク、牛肉、小麦、大豆の食物アレルギー確認あり、カンジダ反応も軽度陽性で、軽いリーキーガット症候群ありと診断。ビオチン療法+バッチフラワーレメディの内服と、レメディクリームの外用(1日2回程度)で治療を開始。

 

②ビオチン療法を開始し3ヵ月後。

 

③皮膚炎が落ち着いたため、この後の診察時の写真がないのですが、ビオチン療法に加えて、普段から、小麦とミルク、牛肉を避けた食事にして頂き、学校給食でもミルクと牛肉を除去、自宅での主食を玄米にして、皮膚炎は改善し、およそ1年で通院も終了となりました。

 

血液検査でカンジダに対してのアレルギー反応がある場合、消化管内でのカンジダ菌増生が疑われ、腸管におけるカンジダの増加には、小麦食、パン食が最も強い正の相関をしめします。つまり、パン食が多いほど、お腹のカビが増えて、リーキーガット症候群が増悪する傾向があるという事です。

 

クリニック光のいずみ

院長 石川真樹夫