なので?blogでも書いてみようかと。
ワタクシが野球スキなのはこのblogで繰り返してきたとーりです。
それも、チーム経営とか球場とかユニフォームとか、偏ったお好み。
ユニフォームについては去年も取り上げていました。
2011.2.2 #483 今年のNewユニフォーム~ファイターズ。
2011.2.4 #484 今年のNewユニフォーム~バファローズ。
去年はパシフィック・リーグのこの2チームでしたけど、今年はセントラル・リーグの3チームです。
経営権が移ったベイスターズ、それに伝統のあるドラゴンズとタイガースです。
まずはベイスターズ。
![$ダイビング&バイシクル!-dena](https://stat.ameba.jp/user_images/20120202/21/making99/1a/32/j/t02200116_0499026411770547821.jpg?caw=800)
→ ベイスターズ特設サイト
今までのベイスターズのカラーやデザイン(タテジマね)を尊重しているのはマル。
バツなのはホーム用の胸部分にまで企業名"DeNA"を入れていること。
ホーム用ユニフォームに企業名を入れるのはユニフォームの「お作法」に反します(>_<)
最近プロ野球に参入したホークスやイーグルスも同じようにホーム用の胸部分に企業名を入れていますね。
これってきっと、 メディアに露出させる時に、少しでも企業名もアピールしたいからなのでしょう 。
キモチはわかりますけどねー。
でも「粋」じゃないし、発想が貧しい。
DeNAサイドもそのへんをわかっていたのでしょう。
フォントがちっちゃい。
でも写真に写る時ってこの程度でも充分ですしね。
次に取り上げるのは2011年のチャンピオンチームなのに、なぜか監督を替えてしまったフシギなチーム、ドラゴンズです。
![$ダイビング&バイシクル!-dragons](https://stat.ameba.jp/user_images/20120202/21/making99/d9/62/j/t02200156_0500035511770547820.jpg?caw=800)
→ ドラゴンズサイト
このサイトによると、
「1954年に球団初の日本一を達成した時のユニホームをイメージし、シンプルですっきりしたデザインにしました。
ホーム用、ビジター用ともに肩部分のラグラン線に沿ってラインを施すことで、身体の逆三角形が強調され力強いイメージになります。
カラーについては球団旗にあるブルー、ホワイト、レッドの3色を基調にし、その中でもブルーには強さをイメージさせる濃いネイビーを採用、キャップのCDマーク、ユニホームの胸番号、シューズのラインにアクセントとしてレッドを入れました。
生地素材も軽さ、動きやすさを考慮した軽量素材になっています」
まぁ、イロイロ言ってますけど、いずれもコジツケっぽい。
「1954年のユニフォームをイメージ」っていうのがウソ。
だいたいキャップマークが違います。
ちなみに歴代のデザインはこれ。
![$ダイビング&バイシクル!-d cap](https://stat.ameba.jp/user_images/20120202/22/making99/fb/90/j/t02200220_0400040011770696280.jpg?caw=800)
http://baseball.shop-pro.jp/?pid=2967603
1954年のキャップマークを採用したら、カープとおんなじになっちゃいますからねっ。
ユニフォーム自体については多少流行を取り入れて、レトロっぽいデザインにしていることが目新しいところです。
去年までのセンズの悪いぶっといサイドラインや、今までの伝統を無視したチームロゴに比べれば数段センスアップしたといえます。
前から球団旗で使用していた赤色を復活させたところにもCIを意識した部分はマルかと。
あと、今年から、セントラル・リーグのチャンピオンチームは、ユニフォームの袖にチャンピオンエンブレムを付けることになりました。
ドラゴンズが初めてになります。
![$ダイビング&バイシクル!-champion](https://stat.ameba.jp/user_images/20120202/21/making99/76/a4/j/t01620260_0162026011770547823.jpg?caw=800)
デザインセンスはちょっと^^;
最後はタイガース。
![$ダイビング&バイシクル!-tigers](https://stat.ameba.jp/user_images/20120202/21/making99/38/b5/j/t02200298_0355048111770547822.jpg?caw=800)
→ タイガース特設サイト
キーワードは「伝統と革新の融合」とのこと。
このワード自体がすでに陳腐なカンジがします^^;
子供っぽい印象を与えるイエローの比率を最小限にしたことはマルです。
気になるのはビジターユニフォームがどことなくマリーンズのそれに配色が似ていること。
両チームがこのユニフォームを着てプレイすることは無いので、実務上はダイジョーブなのでしょうけど、あまり他と似たユニフォームはルール違反のはずですけど。
バツなのはホームとビジターとでゼッケンのフォントが違うこと。
今までもそうですけど、THのキャップマークのフォントとユニフォームのチーム名のフォントも違っています。
このチームにはCIの知識のあるヒトがいないのでしょう。
ユニフォームに関して、日本のチームはいっつもフシギなことをします。
監督が交代したタイミングでなぜかユニフォームのデザインを替える。
理由がサッパリわかりません。
監督はチームのブランディング政策ツールじゃなくて、チームが勝つための人事政策ですからね。
それなら、最初から本音をぶっちゃけちゃえば良いのに。
「コアなファンには定期的にレプリカ・ユニフォームを買い換えてほしいからたまにはデザインを変更します。」
って
![べーっだ!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/188.gif)
タイガースのプロモデルだと上着だけで¥33,600もします。
材質を落とした普及品でも¥7,000はします。
球団にとってはユニフォームデザインを変更することはグッズ売上に直結しますからね。
調子に乗って毎年替えると逆効果ですけど^^;
球団にとって最大のブランディング政策の象徴であるユニフォームのデザインはもっとタイセツにしたほうがよいはずですのに。
用品メーカーの提案に「おまかせ」感満載ではねー。