#689 今年のNewユニフォームご紹介。 | ダイビング&バイシクル!
今週はちょっと風邪気味でジョギングもお休みちう(>_<)

なので?blogでも書いてみようかと。



ワタクシが野球スキなのはこのblogで繰り返してきたとーりです。

それも、チーム経営とか球場とかユニフォームとか、偏ったお好み。

ユニフォームについては去年も取り上げていました。


2011.2.2 #483 今年のNewユニフォーム~ファイターズ。

2011.2.4 #484 今年のNewユニフォーム~バファローズ。


去年はパシフィック・リーグのこの2チームでしたけど、今年はセントラル・リーグの3チームです。

経営権が移ったベイスターズ、それに伝統のあるドラゴンズとタイガースです。




まずはベイスターズ



$ダイビング&バイシクル!-dena byスポニチ

→ ベイスターズ特設サイト

今までのベイスターズのカラーやデザイン(タテジマね)を尊重しているのはマル。

バツなのはホーム用の胸部分にまで企業名"DeNA"を入れていること。

ホーム用ユニフォームに企業名を入れるのはユニフォームの「お作法」に反します(>_<)

最近プロ野球に参入したホークスやイーグルスも同じようにホーム用の胸部分に企業名を入れていますね。

これってきっと、 メディアに露出させる時に、少しでも企業名もアピールしたいからなのでしょう 。

キモチはわかりますけどねー。

でも「粋」じゃないし、発想が貧しい。


DeNAサイドもそのへんをわかっていたのでしょう。

フォントがちっちゃい。

でも写真に写る時ってこの程度でも充分ですしね。



次に取り上げるのは2011年のチャンピオンチームなのに、なぜか監督を替えてしまったフシギなチーム、ドラゴンズです。

$ダイビング&バイシクル!-dragons byスポニチ

→ ドラゴンズサイト

このサイトによると、

「1954年に球団初の日本一を達成した時のユニホームをイメージし、シンプルですっきりしたデザインにしました。
ホーム用、ビジター用ともに肩部分のラグラン線に沿ってラインを施すことで、身体の逆三角形が強調され力強いイメージになります。
カラーについては球団旗にあるブルー、ホワイト、レッドの3色を基調にし、その中でもブルーには強さをイメージさせる濃いネイビーを採用、キャップのCDマーク、ユニホームの胸番号、シューズのラインにアクセントとしてレッドを入れました。
生地素材も軽さ、動きやすさを考慮した軽量素材になっています」


まぁ、イロイロ言ってますけど、いずれもコジツケっぽい。

「1954年のユニフォームをイメージ」っていうのがウソ。

だいたいキャップマークが違います。

ちなみに歴代のデザインはこれ。

$ダイビング&バイシクル!-d cap
http://baseball.shop-pro.jp/?pid=2967603

1954年のキャップマークを採用したら、カープとおんなじになっちゃいますからねっ。


ユニフォーム自体については多少流行を取り入れて、レトロっぽいデザインにしていることが目新しいところです。

去年までのセンズの悪いぶっといサイドラインや、今までの伝統を無視したチームロゴに比べれば数段センスアップしたといえます。

前から球団旗で使用していた赤色を復活させたところにもCIを意識した部分はマルかと。




あと、今年から、セントラル・リーグのチャンピオンチームは、ユニフォームの袖にチャンピオンエンブレムを付けることになりました。

ドラゴンズが初めてになります。

$ダイビング&バイシクル!-champion

デザインセンスはちょっと^^;




最後はタイガース

$ダイビング&バイシクル!-tigers by共同通信
→ タイガース特設サイト 

キーワードは「伝統と革新の融合」とのこと。

このワード自体がすでに陳腐なカンジがします^^;

子供っぽい印象を与えるイエローの比率を最小限にしたことはマルです。

気になるのはビジターユニフォームがどことなくマリーンズのそれに配色が似ていること

両チームがこのユニフォームを着てプレイすることは無いので、実務上はダイジョーブなのでしょうけど、あまり他と似たユニフォームはルール違反のはずですけど。

バツなのはホームとビジターとでゼッケンのフォントが違うこと。

今までもそうですけど、THのキャップマークのフォントとユニフォームのチーム名のフォントも違っています。

このチームにはCIの知識のあるヒトがいないのでしょう。






ユニフォームに関して、日本のチームはいっつもフシギなことをします。

監督が交代したタイミングでなぜかユニフォームのデザインを替える。


理由がサッパリわかりません。

監督はチームのブランディング政策ツールじゃなくて、チームが勝つための人事政策ですからね。




それなら、最初から本音をぶっちゃけちゃえば良いのに。

「コアなファンには定期的にレプリカ・ユニフォームを買い換えてほしいからたまにはデザインを変更します。」

ってべーっだ!

タイガースのプロモデルだと上着だけで¥33,600もします。

材質を落とした普及品でも¥7,000はします。

球団にとってはユニフォームデザインを変更することはグッズ売上に直結しますからね。

調子に乗って毎年替えると逆効果ですけど^^;




球団にとって最大のブランディング政策の象徴であるユニフォームのデザインはもっとタイセツにしたほうがよいはずですのに。

用品メーカーの提案に「おまかせ」感満載ではねー。