#603 日経「私の履歴書」。 | ダイビング&バイシクル!
日経朝刊の最終ページに、もう55年も続く名物連載、それが「私の履歴書」です。


政治家、財界人、芸術家、研究者などそれぞれの世界で名を残した方がその半生を自ら紹介するという内容なのは日経読者ならご存知のことでしょう。


財界人の中には広報担当が自ら売り込んだり、政治家だとジマンばっかりになったりと、この連載に登場すること自体けっこう勇気あることだなーと思ったりします。


だからワタクシも必ず読んでいるワケではないのですが、存じ上げている方が登場されたとなると真剣になります。



今月の小田島雄志サンがそうです。



実は今年ワタクシはジブンが住むマンションの管理組合の理事を仰せつかっているのですが、小田島サンもメンバーのおひとりさま。


ワタクシと同じマンションに住んでいる方がそのような有名な連載をされていたら、これは読まないワケにはいかないでしょう。



今回理事をご一緒して、改めて彼の経歴を調べてみてビックリ。


演劇関係の方だということは存じ上げていたのですが、当方の演劇歴は高校時代の文化祭出演くらい(*_*;


wikiからコピペします。


小田島 雄志(おだしま ゆうし、1930年12月18日 - )は、日本の英文学者、演劇評論家。満州生れ。旧制東京都立大森中学校、東京大学英文科卒。同学大学院修士課程修了。
國學院大學兼任講師、津田塾大学専任講師の後、1968年より東京大学教養学部講師となり、助教授、教授。定年後は文京女子短期大学教授を勤めた。現在、東京大学名誉教授、東京芸術劇場館長。
『シェイクスピア全集』で、坪内逍遥に続いてシェイクスピアの全戯曲を翻訳し、1980年に芸術選奨文部大臣賞を受賞。1995年、紫綬褒章を受章、2002年、文化功労者に選ばれる。2008年、新人を対象に小田島雄志翻訳戯曲賞が制定された。





ひぇ~!




あまりにも恐れ多いそのキャリア。


それをまた日頃はまったくそれを感じさせない(失礼)謙虚なお人柄。


調べていて知ったのですが、小田島先生はダジャレ好きでも知られています。


こんな本まで出しておられます。

駄ジャレの流儀 (講談社文庫)/小田島 雄志

¥560
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ワタクシにはシェイクスピアよりも、こっちのほうが親しみがわきます^^;





日経の連載はやっと大学に進学されたばかり。


エントランスですれ違った時なんかに、いつもごあいさつさせていただくステキなオクサマはこれから登場されるのかと思うと、ちょっとワクワクしています。





ワタクシが管理組合の理事をさせていただくのは今回が2度目。


前回理事長をしたときの副理事長になってくださったのが、当時日本債券銀行(現あおぞら銀行)の執行役員サマ(!)でした。


この方も穏やかで、若いワタクシが暴走気味に役員会を進行していくのを優しく見守ってくださいました。




決して豪華でもなんでもないマンションですけど、住んでおられる方はそれなりの方ばかり。



出逢いに感謝です。