今日は愛車Golf Variantのキーのハナシ。
ここにもVWの、ちょっとメンドくさいカンジのこだわりが。

ゲルマン人には良いのかもしれませんけど、ジャパニ人にはちと重い(>_<)
作りはちょっとしっかりし過ぎかも。
左上にあるメッキのまあるいボタンを押すと、キー部分が飛び出してきます。

ほらねっ。
格納式のキーはVWの伝統です。
最近発売されたパサートでは、ようやくエンジンスタートボタンがつきましたけど、Golfにはまだ。
昔ながらのリモコン・キーです。
でも、なぜかリモコン・ボタンが3つ。

はじっこの2つはドアとバックドアをロックさせたりリリースさせたりのボタン。
真ん中のボタンはバックドアのロックだけリリースさせるためのボタン。
普通日本車はせいぜい2つしかボタンがついていませんね。
ヘタするとロック&リリース兼用でボタン1コとか。
ぶっちゃけこのまんなかのボタンは今までほとんど使ったことがありません。
ドアロックをリリースすればバックドアもいっしょにリリースされますから。
おそらく日本にいるGolfユーザーはほとんどがそうなのではないかと。
これはやっぱり治安の悪い国用の仕様なのでしょう。
荷物を出し入れするためにロックをリリースする。
そのとき、ヒトがいないドアのほうまでリリースして、そこに悪者(!)が近付いたら...。
みたいな。
そんなシーンを妄想してみたら、やっぱりバックドア専用のリリースボタンは必要なのでしょう。
このリモコンのスグレモノなところはここからです。
一度ボタンを押してドアをリリースしたあと、もう一度同じボタンを押し続けると。
あら、なんということでしょう! (ℂ 大改造!劇的ビフォーアフター)
4つの窓が一斉に下がっていきます!
逆も一緒で、ロックした後にボタンを押し続けて行くと、開いていた窓が閉まります。
この季節。この機能はとっても重宝。
他の輸入車はどうかよくわかんないですけど、日本車じゃ見たことないですね。
しかもこのリモコン、赤外線の到達距離がハンパないです。
ワタクシは4Fに住んでいて、エレベータホールからクルマまではざっと20mくらいあります。
でも、エレベータが上がってくるのを待っている間に、ホールの窓からこのリモコンを操作できるのですよ!
そのままエレベータのドアが開くまでずっとリモコンを押し続けていると、窓も全開してくれます。
この時期、クルマの中の熱気はとってもHeavy(>_<)
ちょっとでも窓を開けておくと、その熱気が外に出ていきますから、少しはエアコンの効きも良くなります。
ドアが開きっぱなしだと、防犯上ちと問題でしょうけど、Golfクンは、ワタクシがクルマにたどり着く頃にはまたドアロックされています。
いと賢し(*^^)v
こんなベンリな機能が付いているのにVWはちっとも紹介してくれないところがバツ。
ワタクシもトリセツをガン見してから初めて知りました。
そのへんがやっぱり輸入車なのですかね。