#583 アクアマリンふくしまボランティアレポート② | ダイビング&バイシクル!
作業の合間に、スタッフのTサンに館内をご案内いただきました。


大水槽では、壁の塗り替え作業がほぼ完了。


印象的だったのが、塗装した後の水槽内の壁面研磨作業。


2011.5.22 アクアマリンふくしまの復興日記 「水がないと深いのね… 」

2011.6.6 アクアマリンふくしまの復興日記 「サウナ」




水槽の底についた古いペンキを、スタッフご自身で大汗をかきながらスポンジでこすりとっておられました。


もちろん生き物が住む場所ですから、気をつかうのは「なるほどなー」とは思いますが、その慎重な作業に生き物への愛情を深く感じました。





アクアマリンふくしまの優れたところは、子供が体験できる施設が多いところでしょうか。

子ども体験館「アクアマリンえっぐ」では、自分で釣った魚をその場で食べられるのです。

以下パンフレットからコピペします。


泳いでいる魚をその場食べることによって、
自然の大切さや命の尊さ、生物の多様性などを体験を通して楽しみながら学ぶことができる施設です。





「命をいただく」


「アクアマリンえっぐ」のサイトにあった言葉です。



ワタクシを含めて、人間は生きものを食べて生きているということを子供のころに実感できる経験は貴重です。


ただきれいなサカナたちを眺めて過ごすだけではなく、厳しい現実を見せて、体験させることはとても大切なことだと思います。


それは生き物に対するこの水族館の真摯な姿勢が伝わってきました。





夜は館長やスタッフの方々とお食事をご一緒させていただきました。


接客サービス業であり、研究機関でもある水族館という業態についてのオハナシをお聴きすることができました。



「生き残った生き物は磯に住む生き物や淡水魚が多かったのですよ。」


干満によって、住む場所が陸になったり海になったりする磯の生き物。


海に比べて循環性が乏しい淡水の生き物。


海水魚に比べて厳しい環境に住む生き物が生き残ったということはイロイロと考えさせられました。