野球の中でも、球団経営とか、球場のこととか、ちょっとかなり本筋から外れたトコロにも興味があることは、何回かこのblogでこういったテーマを取り上げていることでおわかりの方もおられるかもしれません。
それ以外にもユニフォームについても関心がアリアリです。
だから、こんなマニアックな本まで読んでみたり。
プロ野球ユニフォ-ム物語/綱島 理友

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まだプロのゲームで1球も投げていない斉藤祐樹クンにオバサマ達が群がっているファイターズ。
札幌に移転した2004年以来7年ぶりにユニフォームをフルモデルチェンジしました。
→ ファイターズ特設サイト
前のユニフォームはイチローがいるマリナーズのブランド構築を担当したデザイン会社が担当していました。

袖の色が左右異なるという野球のユニフォームとしてはとても珍しい非対象デザインを採用したこのユニフォームは、7年間でリーグ優勝3回、日本一にもなったというチームにとってもエンギの良いモノでした。
普通はこんな場合はデザイン変更はやらないケースが多いのですが、ファイターズは逆に"HOKKAIDO PRIDE"をコンセプトにポジティブにモデルチェンジをしてきました。

今度も前のブランディングを担当したU.S.の企業が引き続いて担当しています。
右のホーム用は昨日斉藤クンニュースの嵐状態の中でご覧になった方も多いでしょう。
個人的にはこの明るいブルーがちっと子供っぽい(>_<)
ロゴもアニメ調でシックさのかけらもないっすね (>_<)
左のビジター用はベースカラーのゴールドがとってもザンシン。
この薄い色はハーベストゴールドというそうです。
2/4追記:TVで見てみたら、意外とはっきりと色が出ていて、とっても新鮮でした。サイトで見た写真ではわからないものですね。失礼しました。

写真も追加しました。
胸のロゴには"HOKKAIDO"が加わりました。
キャップのマークもホーム用と違う"H"になっています。
ホーム用は今までと同じような"F"です。
そのかわり袖の非対象デザインは終了。
全体のデザインは色を除けばかなり普通なカンジです。
ま、メジャーでもビジター用はわざと目立たない色づかいにしているケースがほとんどなので、これはこれで良いのかもと思います。
でもねー、せっかく"HOKKAIDO"まで入れたのだったら"NIPPONHAM"のロゴだけにすればよかったのにぃ。
ファイターズにはJR北海道やサッポロビールといった北海道の有力企業が出資しています。
その分地元密着を強調しているチームです。
だからこそ企業名は袖にでも入れておけば 奥ゆかしくてよかった と思いますのに。
日本のプロ野球には、「監督が替わった」というだけの理由でデザインを変えてしまうドラゴンズのような安易なチームも多いのが実態です。
その中で、ファイターズはきっちりブランディングを考えているのは「とてもエラい!」と思います。
今年大きくモデルチェンジしたチームがもうひとつあります。
それはまた今度ヒマなときに(*^^)v