見直してみたら、前の記事があんまり長くてジブンでもイヤになっちゃった


チーム名を今のままにしたからって、問題がすべてクリアされたワケじゃないです。
前から言っている球場経営のことです。
球場を運営している㈱横浜スタジアムの鶴岡社長もメディアに登場してくるよーになりました。
ハマスタ強気、新球団と契約見直さず(2010.10.4報知新聞)
横浜スタジアムの鶴岡博社長(70)が4日、住宅設備大手「住生活グループ(リクシル)」が最有力とされる新球団とスタジアムとの契約を見直さない方針を示した。
今季が球団との10年契約の最終年。
球団では経営を圧迫した厳しい契約と言われているが、「決して間違った契約だとは思わない。球団が努力すれば、やっていける」と話した。
70歳でまだ社長をやってるなんて、このヒト一体どんなヒト?と思ってちょっとネット検索してみました。
そしたら、経歴がわかりました。 → ㈱横浜スタジアム役員経歴
地元の運送会社のオーナー社長で、関内のジャズレストラン「 BAR BAR BAR 」の経営者。
横浜スタジアムができた1977年からずーっと経営にタッチしています。
スタジアムができる前は横浜青年会議所理事長に神奈川県トラック協会の評議員もされていました。
要は地元財界の顔役みたいなヒトで、とてもスポーツマネジメントに詳しい方とは思いにくいヒト(失礼)ですね。
彼が球団が赤字になっても球場の収支は黒字のままというフシギなシステムを作り上げたワケです。
ここにもいました既得権益の権化みたいなヒト!
みたいな

まーねー、彼も商売人ですからねー。
住生活グループとのこれからのネゴのためにイロイロな手を打っているというトコロでしょうか。
前にもこのblogで触れた とーり、球団と球場は一体経営しないとうまくいきません。
カンタンに言うと
この地元の運送会社上がり(これまた失礼)の商売人社長をなんとかしないと
ベイスターズの経営はダメダメ

今までのいきさつに縛られていたTBSでは、とても球場問題にメスを入れることはできなかったと思います。
その一点で、しがらみがない住生活グループにはキタイしているのですけど、今までのカンジでは難しそー(>_<)
それに今までの球場使用の契約期間は10年間(!)。
このまま鶴岡サンの思うとーりに10年分の契約を結ばされちゃうのでしょーねー。
とりあえず、これから結ぶ契約期間をガン見

仮に3年くらいだったら、住生活グループは球場の運営体制の問題点に気が付いているということになりますし。
横浜市も、㈱横浜スタジアムにまかせっきりじゃなくて、球場運営全体にきっちり向かい合わないと、神戸市みたいにサブフランチャイズになっちゃいますよ。
きっと。