この番組は毎週一人の歌手を取り上げるのですが、今週は南佳孝サンでした。
1970年代後半から1080年代前半に活躍したヒトです。
HIROMI GOがカバーした「モンローウォーク」とか、
「スローなブギにしてくれ」とか。
薬師丸ひろこの「探偵物語」も彼の曲のカバーでしたっけ。
彼の歌は「大人だなー」と思って聴いてましたっけ。
あの頃はワタクシは大学生。
青春(死語?)ド真ん中でしたねー

だからこの番組も懐かしく見てました。
彼のインタビューを聴いていて思い出したことがありました。
彼はふとこんなことを言っていたのです。
「最近は曲を作っていても、前に作ったフレーズだなーとか思っちゃうんですよね。」
彼はギターで曲を作っていました。
特にギターだと、ジブンの得意な指の動きとか、キーとかがつい出てきてしまいます。
これはきっとプロの作曲家ならだれでも突き当ってしまう壁のひとつなのでしょう。
谷村新司サンでも松任谷由実サンでも桑田圭祐サンでもそうでしょう。
それを乗り越えられないと、新しい曲が作れなくなってしまいます。
そんなプロの有名なヒトじゃなくても同じことが言えます。
実は、ワタクシもそうでした。
学生の頃はアマチュアとして歌を作ってコンサートに出ていました。
テープを送ってラジオで放送されたりして。
でもやっぱり才能が無い哀しさ。
さっき言ったような壁にぶつかって挫折してしまいました。
歌もよく練習してたよなー。
毎回歌を録音して、それを聴いて、また歌って。
社会人になってからそれがカラオケにしか生かされなかったけど^^;
「あー、南佳孝でもそーなんだなー、やっぱり。」
と思った夜でした。