


お洗濯日和ですねー!
またまたベッドパッド干しちゃいました(^_^)/
でも今日のテーマはズーンと重いかもです。
日本では詳しく報道されることは少ないですけど、メキシコ湾の重油流出はとっても深刻なことになっていました。
オバマクンは、
「9・11以来の危機」
と呼んでいました。
これだけでもすげーなーと思っていたところ、ジャーナリストの上杉隆サンがレポートを入れてくれていました。→ダイヤモンドオンライン週刊上杉隆「オバマ大統領ももはや打つ手無し。メキシコ湾原油流出事故の想像以上の深刻 」にlink
一部を転載しますね。
アラバマ州モービルでは、シーフードレストランに次のような張り紙がされているという。
〈魚介類のマーケットが閉じてしまったため、無期限休業いたします〉
レストランが休業に追い込まれるくらいだから漁業関係者はもっとひどい。
中には仕事そのものに絶望し、船を捨ててしまった猟師もいるという。
さらに悪いことに海洋汚染は一時的なものではなく、水面よりもむしろ海底に沈殿しているオイル被害の方が深刻だという。
現時点で1152頭ものアザラシやイルカなどの海洋動物の死亡が確認されている。
それらは当然ながら全体のごく一部である。
海流の関係でフロリダ半島の西海岸はほぼ壊滅状態になっている。
しかもその潮流はリゾートの集まる東海岸にも流れ込んでいる。
今週中にはその範囲にまで、さらに2週間後にはオイルで汚れた海水がニューヨークにまで到達するという観測もある。
原油価格も沸騰し、一ガロン3ドル以上と、自動車社会の米国にとっては致命的な値段になっている。
米国のみならず、カリブ海全体、ひいては地球全体の問題になりつつある。
日本政府は他人事として拱手傍観している場合ではない。
事故を起こしたBPには日本企業も出資している。
ここ米国では菅直人首相、あるいは日本政府の声が一切聞こえてこないのが心配である。
彼はフリーランスの政治ジャーナリストとして有名なヒトですが、シゴトを同じくらいのゴルフ好きで、ちょうど全米オープンの取材(見物?)でU.S.に来ていてこのレポートを書いてくれたワケです。
ちなみにTwitteristとしても有名で、彼の脱力系だけどスルドいつぶやきはナカナカ見ものでもあります。
でも、ここまで深刻だとはこのレポートを見るまであまり実感が湧きませんでした。
陸上油田はそろそろ先が見えてきていますので、これからはどーしても海底油田とゆーことになります。
日本も海洋資源に注目していますよね。メタンハイドレートとか沖縄沖の天然ガス開発とか。
いつになったら噴出を止めることができるのでしょう。
海の環境NPOに所属している関係もありますが、海の汚染には本当に胸が痛みます。
時々タバコの吸い過ぎかと思うくらい。 ←オイオイ
以前に、重油の拡大状況を実感するために世界地図にプロットしてくれるサイトをこのblogで紹介したことがありました。
今日のblogタイトルは、そのサイトの名前です。
"Visualizing the BP Oil Disaster"
excite翻訳ページで訳してみたらこんなカンジでしょうか。
「BP原油流出事故を想像」
"Location"のところに日本語で「日本」と入力して、"Move the spill"ボタンをclickすると、福島県から北関東、そして石川県や岐阜県までを覆うGoogle Mapを見ることができます。
重油が噴出しているUSTREAMの画面(おそらくナマ中継)や、リアルタイムの噴出量のデジタル表示を見ることもできます。
えらい大きさです。えらいスピード。
いわゆる背筋が寒くなるカンジを実感します。
みなさんにも、この地図を見て少しでも「他人事感」から「実感」に変わってくればとキタイします。