


なんか東京では夕立があるみたいです。
突然ですが、ツマが今日から一泊二日で義母と義妹と3人で伊豆赤沢温泉に行っちゃいました

しかもウチの

でも、ツマが出かけるために朝から給油と洗車をしてあげている優しい夫を演じているのはワタクシですが何か?
昨日の夕刊をぼーっと見ていたらこんな二つの記事を見っけました。
ま、どーってことない人事を伝えたベタ記事なんですけどね。
上の記事は伊藤忠を倒産の危機から立てなおした丹羽サンが中国大使に、野村証券副会長だった戸田サンとゆーヒトがギリシャ大使にそれぞれ決定したというもの。
下の記事は分割民営化した高速道路会社各社の社長がみんな民間経営者OBになったというもの。
こういった新聞記事にはだいたいそのヒトのカンタンな経歴が載っています。
実はワタクシ、こーゆーヒトの経歴を見るのダイスキ。
で、当然のよーに見ました見ました。
まず大使のほう。
丹羽サンと戸田サンははいーです。民間出身ですから。
引っかかったのは同時に任命された5人の大使たち。
全員東大法学部卒。
ま、これは仕方がないかも。
出身地が一人を除いてみーんな東京都。残りの一人も神奈川県出身。
へっ?
東京に生まれ育って東大法学部を卒業して外務省キャリアになり、60歳前後になって国連と韓国とカナダとエジプトとオーストラリアの大使になる、と。
なんかみーんな一緒っぽいキャリア。
このへんの官僚特有の均質性が
ちと気持ち悪いし。
彼らのおとーさんも外務官僚だったりして。
外務省って親子二代とか三代とかのヒトがとっても多い省庁なんですよねっ!
なんか戦後の新しいエリート層の一端を見たような気がしました。
高速道路会社の社長になったヒトたちの経歴も見てみました。
こちらはまたバラエティに富んでいること。
大学もバラバラ、出身地もバラバラ。
日銀にいたヒトもいれば商社にいたヒト、メーカーにいたヒト。
なんかやっぱりこっちのほうが健全そうに見えたのはジブンだけ?
ちょっと面白くなってきて、国連大使になる西田恒夫サンというヒトをネットで検索。
そしたら、このヒト一時は事務次官(外務省NO.1)確実と言われた大物官僚だったとか。
外務省の派閥はどの主要国を担当するかで決まります。チャイナ・スクールが有名ですな。
ちなみにこのヒトはいわゆるロシア・スクールのトップ。
だから専門もロシア語系。
でも国連安保理の常任理事国入り運動をミゴトにしくじってからしばらくはおとなしくしていたヒトらしーです。
それが国連大使。
国連の大使って、それこそ事務次官経験者だけがなれる名誉あるポスト。
あの雅子妃のお父さんの小和田サンもなってましたねー。
やっぱ政権が変わると人事も変わるんだなーとか、パワーのあるエリート官僚ってミスって左遷されてもきっちり元に戻ってくるんだなーとか、ひとつのベタ記事でイロイロ考えさせられちゃいました。