


雑誌プレジデントのサイトで今日のタイトルとなっている記事を見つけました。
「共有地の悲劇」~なぜ落ちこぼれ社員はいつも時間をもてあますのか
ま、正確にはYahoo!のポータルサイトで見つけたのですが^^;
この記事を読んで、前職時代のことを思い出しました。
あー、まさしくそのとーり!ってね。
詳しくはLink先の記事をお読みいただきたいのですが、「共有地の悲劇」という言葉がでてきますね。
担当分けがきっちりしていない職場では、気の利いた若手社員にあらゆる仕事が殺到してしまう。
頼む側は直接の部下ではないという意識があるから、長期的な見地から仕事をセーブしてやるといった配慮をしないのだ。
そうなのです。
あ、頼まれるうちが花ということもあって、ワタクシも全国からくる依頼を片っぱしから引き受けていました。
でもね。
上司から見れば、
「コイツはナニやってるんだ」
みたいに見えるし。
もちろん依頼のmailには上司もcc:をつけて返すようにはしてましたけど、彼は合併前は別の会社のヒト。
彼にはムカシの人脈で頼んでくる案件なんてわかるワケないし。
そのときワタクシは総務部。
ドンドン仕事していっても評価に結び付くことはないこれらのシゴトは、だけど会社の中のサービス部門という側面を持つ総務部の評判を落とすワケにはいかない種類に入るもの。
総務部って、社員に規制をかけたり、犠牲を強いたりすることも多い。
決してサービスするだけではない部門。
時にはサラリーマン生命を奪うこともある。
その意味では会社側の手先となるケースも多い。
だからこそ、ルーティンではない依頼ごとで得点を稼いでおいて、あとでその貸しを返してもらうことも必要になる。
...。
ハナシがずれてきました。
この記事にはこんなことも。
一方ではヒマな社員はいつでもヒマだという別の問題も生じてしまう。
村田教授が指摘したとおり、多忙な上司は、アウトプットに期待できないダメ社員には最初から仕事を振ろうとしない。
ヒマをもてあましたダメ社員は、チャレンジする機会を与えられないのでいつまでも実力がつかず、さらに落ちこぼれていくのである。
これまた事実。
こちらはとりあえず情報の交差点みたいなセクションなので全社の動きが見える。
逆に見えないとシゴトにならないし。
だけどそんな部門にいないヒトは情報を持っていない。
てゆーか、情報を得ようとする努力もしない場合が多い。
どっちにしても怖い世界です、リーマンは。
効率化と標準化の名の下に、ドンドン労働強化されていく若手たち。
どうか壊れないでほしいと思います。

"What a wonderful - Japan!"
雲海ですね。
まったく野口宇宙飛行士のコメントどおりです。

シゴトに追われていたトキは、こんなきれいなモノを見ても何にもカンジなかったなー。