


日差しは暖かかったけど風が冷たかったですねー。
午後時間があったので、馬車道に出かけました。
歴史好き&歴史的な建物好きなワタクシとしては、このあたり(横浜の中心部)は神戸に似て興味シンシンな場所です。
江戸末期、港と関内にある外国人居留地を結ぶために作られたこの道路。
日本で初めての近代街路樹が植えられた道という記念碑が立っていました。
ま、今はどーってことない道路ですけど。
港の手前に、今日の目的地である旧横浜正金銀行本店ビルがあります。

1879年に開業したこの銀行は外国為替の専門銀行として、戦前はHSBC(香港上海銀行)と並び称される国際的な銀行でした。
頭取には白洲次郎の祖父や、高橋是清、井上準之助といった歴史上の人物までいるとゆー由緒正しい銀行なんですねー。
戦後は東京銀行に業務が引き継がれました。今の三菱東京UFJ銀行ですね。
またもや今日のウンチクでした^^;
横浜正金銀行の歴史を見てしまうと、旧東京銀行のヒトが上から目線で旧三和や旧東海銀行のヒトたちを見てしまう?のもムリないかもしれません。
この本店ビルは築106年(!)
外観だけでもまだまだ現役なのはうれしい限りです。
今は神奈川県立歴史博物館になっています。
内部は当時の面影は全くありません。また展示物もまぁ小学校の社会科見学クラスで、あんま見るべきものはないカンジ

でも特別展はナカナカおもしろかったです。
「彩色立面図に見る日本の近代建築 -銀行・オフィスビルから邸宅まで-」
全く定規を使わない 彩色立面図(手書きで建物の正面から描いた絵とゆーことですね)が120点展示されていて、見ものです。
横浜にはこんなに古くて味のある建物が残っていることを再認識しました。
でも改めてなんか神戸と横浜って似てるなーと思いましたっけ。
ひとつひとつの建物の絵と写真、解説を読んでいるだけで時間切れ

あわてて横浜駅近くのオフィスに戻りました

でもちょっと戦前の香りに触れたカンジの平日の午後でした。
おしまい。
今日の相田みつを
「きれいな玄関と床の間だけじゃ
生活できねんだよなあ」

なんか意味がわかるよーなわかんないよーな...
すぐに言葉にすると軽い解釈になってしまいそう。
もうちょっと時間をかけてじっくり適切な言葉と考えを探します。