皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
エコノミーな201系をそれなりに仕上げよう!
その12
本日は軽工作2テーマでした。
ふたつとも集約されているのは
この写真でしょうかね?
ベンチレーターを取り付けて
昨日から作っていたカラフル屋根が完成しました!
ベンチレーターがねずみ色1号、
それより少し濃いめのグレーの屋根、
そして派手めの銀色に塗装したクーラー。
この写真をご覧になって
ああサッシが残念!
といご感想から入る方はお目が高すぎます(笑)。
意識しない限り、
目立つものが印象を支配するのは
ヒトの本能に関係するのだそうな。
どこで読んだ話だったかな?
さてさて、屋根の仕上げは
ベンチレーターをつけるだけですので
ごく簡単な作業です。
剥落したベンチレーターに
近い形のものは何か手元になかったかな・・
と思って、掘り出したのがこちら。
トミックスの415系用なのだそうです。
何故これを買ったのか覚えてませんでしたが、
開けてみてビックル、というか納得というか。
この201系の角形ベンチレーターは
キット付属のものではなく
十年程前の一次更新の際に
トミックスのこれに替えていたようです。
どう見ても同じ製品です。
これはラッキー!
しかも、塗ったと思っていたねずみ色も
モールド色のままでした。
これは良い質感です。
プラの地色だと知っても違和感はありません。
わざわざ塗る必要は無さそうです。
ひと工程トクしました(^^)
接着は、まずはゴム系接着剤をつけて
穴に差し込みます。
中央にくぼみのある方が外側です。
この段階でしっかり向きを揃え、
ほぼ乾燥して動かなくなった頃に
裏から流し込み接着剤をたっぷりつけて出来上がり。
これで、ゴムでしっかり保持しつつも
微妙に塗膜を噛んでいる分、
いまいち完璧には一体化しない状態になります。
もう三次更新はしないと思いますが
可能であれば、何かあった時に
何とか外せるようにしておくと
将来の気まぐれ工作の際に助かることも
考えられなくもありませんものね(^^)
かくして屋根が出来上がりました。
いや正確にはパンタまわりの色入れが
まだ未施工ではあるのですが
ここも追加加工したいような気もするので
とりあえず保留しておきました。
大変キリが良かったものの
ベンチレーターをくっつけただけでは
まだ気力体力を消耗してませんから
もうひとネタ、塗っておく事にしました。
ホロです。
昔むかし、
連結面間隔が極端に広かった頃
何度これをホロ座に見立てて
この上から別パーツのホロを
重ねて取り付けようと思ったことか(笑)
今は本気でレストアや板キット製作をする場合は
これは削ぎ落して別パーツを付けてますが
今回のテーマはあくまでも
「エコノミーキットなりに作る」ことですので
本来の設計意図どおりに塗装表現で済ませます。
そこでふと思ったこと。
これを粘度の高い塗料で
ぼてぼての厚塗りにして
筆の跡をあえて付けるように塗ってやれば
もしかして質感が変わるのではないか?
結果は、まあ、・・・
色は、デッドストックと化しつつあった
水性の軍艦色にフラットベースを大量に注いだ
とろみの強いものを面相筆で塗ったのですが
そんな時に限って
思う程ボテボテにならないもんでした(笑)
そもそも面積が小さいというのもありますね。
但し、車体との境目に関しては
極力まっすぐになるよう、そして
カドから車体側になるべくはみ出さないよう
注意して塗りました。
フタに少量を出して少し時間をおき、
溶剤を飛ばして濃厚にしたものを
少量ずつ筆にとって塗るのがコツでしょうか。
それでも、途中で飽き気味になりますから(笑)
集中力を切らしてくるとつい筆にとりすぎて
トロンとはみ出す事も出てきますね。
しかし、
ここに注目しない限り目立ちませんから
これくらいなら修復も要らないことでしょう。
非貫通なので4両で6ヶ所です。
多い数量とはいえませんが
暫くやらなくていいくらい
この作業には満足しました(笑)
お手軽ホロの感想。
意外なことに・・
30センチ離れるとあまり気にならなくなり、
1メートルも離れれば判別できません。
走ってしまえばわからん、
という有名な格言を科学的に説明すると
畢竟、人間の視力や眼力の問題なのかなと、
なんだか納得してしまうのでありました。
そして、運用の際にはこうなるわけです。
じっくり見なければヨシ!!
だからといって
今後作るものはこれで済ませよう、
なんて、微塵も思いませんよ(笑)
まあ、思ったよりみすぼらしくはない、
という感じですかね(^^)
かくして塗装完了です。
最後に筆に溶剤を一滴吸わせて拭き、
穂先を整えて片付けました。
5本100円の面相筆、大活躍です。
黒用、グレー系用、青系用、銀系用・・
と、概ね色別に本数を用意しておき、
塗料成分が少し残った状態で固めて保管。
次に使う際はその塗料で共洗いしてから塗れば
前の色が干渉することもありません。
用具の手入れも非常にしやすくなりました(^^)
いよいよ次はお顔のメイクです。
何だかんだ言っても、鉄道模型は
顔さえ良ければ何とかなるもの。
ではまた明日(^^ゞ
-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-
美軌模型店公式Facebookページ開設しました!https://www.facebook.com/makingrail/
皆様のいいね!とフォロー、
どうぞ宜しくお願い致します(^^)
-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-
「いいね!」と思ったら、おひとつクリック!
にほんブログ村
鉄道コム
応援よろしくお願いします(*^^*)
-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-
工作記大募集中!!
美軌模型店サイト「みんなの工作室」は、模型屋さんのショウウウィンドウのように、お客様同士で作品を見たり飾ったりするのをお楽しみいただくコーナーです。
当店製品に何か関連があるものでしたら、車両・レイアウトなどジャンルは問いません。
もちろん初心者からベテランまで大歓迎!
ご応募の方に粗品進呈中です。どしどしご応募くださいね!
>>>詳しくはこちらまで!
↓↓「みんなの工作室」は、こちらからどうぞ
集電加工&電子工作編!!
きらめきライト工作 「水平型&垂直型」編!!
きらめきライト工作 「室内灯&Bトレイン」編!!
ディテールアップ編!!