皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
最後の臨時特急まりもを仕立てよう!その1
おもむろに取り出したキハ183-0
塗り直しまりも編成。
寝台1両の5両編成でオール0番台、
これが何なのか本人も忘れてましたが
どうやら自分が乗った列車だった模様(笑)
トミックスのまりもセットのものが
恐らく皆が知っているまりもですから
こんなの走ってたっけ?
と思うのも無理はありませんよね。
では、北海道旅行から帰ってきて
気持ちがアツいうちに着手したこの模型が
何故あまりにも半端なところで頓挫していたか?
そのへんも思い出しました。
これ、片方に関しては
ジャンク車どころかジャンクパーツで
どこで買ったか覚えてませんけど
印刷不良の車体パーツを手に入れていたんです。
それこそ30年も前の話です。
その活用から始まった工作でした。
もう一両はぶらさがり中古だったと思います。
ゆえによく見るとディテールに差異があります。
一方こちらはスハネフ・・・
と言いたいところですが、
あまり予算をかけられなかった当時、
これまた処遇に困る
カトー北斗星の初期製品を活用しようと
なんちゃって寝台車として塗り直したんです。
まあ、そのへんは
いつものテキトーな感性ですから
本人が構わないならそれで・・
という部分ですけどね。
それでも、十数年前は私も
今よりさらにおおらかだったみたいです(笑)
そして問題になるであろうカプラーは
なんとトミックスのポケットを台車に溶接!
緩急車とはいえ中間にしか連結しませんから
妻面足元のディテールはほぼ不問、
まあ割り切れるとしたら悪くない方法だと思います。
車体を見ると
塗装に関してはわりと頑張ったというか
当時の私は今より集中力があったというか(笑)
マスキングの都合を優先して
緑→青(薄紫)→白→茶、の順に塗ったようです。
そうそう、また思い出した!
塗装そのものは今見ても及第点なのですが
このラベンダー色が少々青に寄りすぎてしまい
またビンをよく見ずに艶消し白を誤って吹き、
なんとも活き活きしない風合いになって
ちょっとガッカリした記憶も・・・
そして、裸のジャンクパーツゆえ
ライトまわりの構造物も一切ない車体で
その処遇を考えるうちに放置した、
というのもありました。
今なら「光ファイバー」や「ポリカ窓ガラス」
を入れて
「きらめきライト」でサッと点灯化しますけど
当時の私にはそんな技量も無かったし
そもそも美軌模型店が存在する前の話ですから
「きらめきライト」がこの世に有りません(笑)
まあ、主な中断理由はそんな感じでした。
それから、キハ183旧製品に関しては
行先表示器の表現もあまり力を入れておらず
車体構造上仕方ない面もあるにせよ
Hゴムのない凹表現だけでは
あまりにも物足りなかったものですから
とりあえず穴をあけたはいいものの
プラの厚みもあって整形は困難を極め、
期待するような状態になりそうにありませんでした。
よし、では
今回はここから着手しましょうかね(^^)
塗装までは終わってますから
今後ガツガツ改造するような工作は
たぶん無いかと思います。
たぶんこれがヤマ場です。
Hゴムのないところに
いくら穴をあけてもそれらしくなりませんから
ひとまずHゴムを立体化する事と
テキトーすぎる形状を均質化するために
でHゴムの外形ごと貼り、
接着後に中をくり抜いて表現しようと思います。
寸法は、1.5mm幅の帯を切り出し、
それを4.5mm長にサク切りしました。
NゲージにおけるHゴムの太さは約0.2mm、
この内側をそれらしく整えれば
内寸がリアルな4.1mm×1.1mmとなる算段です(^^)
この長方形のカドを切り取って
角丸四角形に仕上げていくわけですが
これをヤスリで加工するには小さすぎますし
意外と削り過ぎたりして結構面倒です。
ここはナイフで押し切りして済ませます。
イメージとしてはこんな感じです。
拡大図(笑)
径が小さい時や、
ステッカーや窓ガラスをはめ込むような時は
45度で切り落としてしまうだけで
それなりにサマになってしまいますが
今回は30度と60度、というイメージで
二度切りしてみました。
イメージで、と申しますのも
正確にやろうとしても出来ないし
そもそも半径コンマ数ミリの円弧に
多少のカドがついていたところで
気になるほど目立たないと思いますしで
まあ、あまり難しく考えず
丸めてみた次第(^^)
アップで写してもこんなもんです。
これは案ずるより産むが易し、
多少練習して材料を浪費したところで
1円にも満たない勉強代です。
是非こうした切り抜きも試してみてください(^^)
で、これを車体に接着します。
正確な位置に当てて
微量の流し込み接着剤で位置を決め、
少し置いて乾燥させ、
動かなくなったら裏からたっぷり流して再接着。
あらかじめ開いていた汚い穴も
役に立ったというものです(笑)
この際、たくさん流したら
決して表から触らないのがポイントですね。
ある程度サラサラ成分が揮発して、
接着面に粘りが出てきたら
ポリカのHゴムが浮いていないか確認して、
浮いているところは軽くおさえて密着させておきます。
あとは完全乾燥させたら
くり抜いてHゴムの出来上がりです。
ここで慌てて生乾きで作業すると
多分いとも簡単に剥がれて汚くなりますから
時間もきたところでここまでとしました。
早くグレーに塗ってやりたくなります(^^)
ではまた明日(^^ゞ
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