皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
兄貴分サイズでオユ60を作ろう!その8
鋼体化と言いながらも
扉とか床板とか、
けっこう木も使われてるよねえ、
というのを
外観上わかりやすく確認できる部分のひとつ。
今日は荷室扉まで着手しました。
このスジボリの感じ、どうでしょう(^^)
何しろ相手は木です。
エッチングもプラ成形も大変美しいのですが
生々しい板張りの風合いを感じようと思ったら
むしろこれ位が雰囲気が出るようにも思います。
さて、その話の前に
乗客用の扉の続きです。
すっかり荷室扉に気持ちが行っていたので
あー、そうだったそうだった、
という低テンションからスタートしました(笑)
切りすぎたところを接ぐ作業。
切って、貼って、余計なところを落として、
この形状が正解です。
定規に使ったのは、
当初側板の端についていたものを
切ってから保管していたものです。
最初からこれをつけておけば良かったかな?
いずれにせよ、
Nゲージの試作モックの時は
何も考えずにここを思いつきましたけど
一旦忘れると結構余計な手間です。
現物合わせゆえ、ここは明確な寸法を
あえて提示しない考えでしたが
扉枠は最初から妻板にイモ付けできる
理論値の位置を書いておいた方が親切ですね。
これは原稿を修正する方向で検討しますね。
残る三辺は
先に切っておいた帯板を貼っていきます。
左右で違いのある形状ですので
間違えないように少しだけ注意します。
側板に当ててみるとこんな感じに。
やっと雰囲気が出てきました(^^)
早速接着しましょう。
上辺を、継目をツライチにすると
下辺のステップの分が少し出っ張る形になるはずです。
まず上辺をピッタリ接着してから、
こんどは縦のラインの水平垂直が狂わないよう
注意して合わせました。
×4!ハイ完成!!
と、言いたいところですが
重要な扉を忘れてました。
荷室扉も同様の構造です。
今度は、枠は直接帯板を立てて表現しますので
扉そのものは二枚重ねのみです。
少しだけ気楽です。
で、くだんの板張り表現は
最初に定規を当ててナイフでスジを入れてから
そのスジを適切な太さまで広げていく作業です。
あとから思ったのですが
先っぽの折れた、大きい刃のカッターとか
最高だったかもしれません。
今回はそれを思いつかなかったので、
アートナイフで普通に数ストローク切って、
スジボリを広げる作業は刃を直角に向けて
カッターカンナ的に行いました。
ここのポイントですが
カッターで切っただけでは周囲がメクレて
いかにも切ったぞーというテイになりますので
スジを広げては表面を研磨して、というのを
様子をみながら数回繰り返しました。
そして、納得がいったら完成です。
とても均等とは言えませんが
そもそも板張りの戸ですから
少々ガサガサする位が、
今回の車両の目指す雰囲気には良しとします。
なんだか、進んだような進まないような。
結構このスジボリが侮れず
ついつい熱を入れてしまいました(笑)。
ヤスリがけ、スジボリなどというのも
瞬間接着剤法ならではの紙工作かと思います。
意外と、地味にイイ味を出すことを期待しつつ
今日はこれまでとしました。
ではまた明日(^^ゞ
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