ほんのわずかだけど差が出る補重! | 美軌模型店の待合室

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皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

C11を重くしてみよう! 完結編

 

今回の工作は

見た目は何ひとつ変わりません。

変わるとしたら、

細かい部品の折損であるとか

手が滑って落下してフチが凹むとか(笑)

 

今回は幸い、そういうヘマをせず

何とか無事に終わらせられました。

したがって、トップの画像も

本題に即したものとなっています(笑)

こういう事をするなら

先に走らせて牽引力を確かめて

ビフォーアフターを確認すればいいものを

分解してしまったらもう手遅れです。

 

効果のほどはともかく、

とりあえず重量だけでも記録しておきました。

 

47.7グラムです。

持った印象のわりには

そこそこの重量があるものでした。

 

では、どこに補重しましょうか?

当初の考えでは、炭水積載部分に

ウェイトを突っ込むものと仮定しましたが

 

両脇の水タンク部分には既に

ダイカストが入っていましたので

残るは炭庫の部分のみです。

 

ここに、いつもの

「シールウェイト」

http://making-rail.com/?pid=99328852

を重ねて突っ込みます。

幸い、たまたま別件で半端になった

幅1cmの切れ端がありましたので

今回は廃品有効利用と相成ります。

 

こういうものを保管しておくと

どこで↓カウに立つかわかりません。

鉛は捨てるのも面倒くさいので

どんな切れ端でも保管をおすすめします(^^)

表面がモコモコしているのが

狭いスペースに詰め込む際には

少し効率が悪い気がしますので

硬い丸棒でゴシゴシこすって平らにしました。

 

この6mm軸のアートナイフ、

本当に便利です(^^)

 

炭庫の内部は

炭の部分が少しヘコんでますので

まずはここに重ねていきます。

慣れとは面白いもので

小さいところを作業した後だと

あんなに小さく見えていた炭庫の本体が

すごく広く感じるんですね(^^)

 

調子に乗って

なみなみとウェイトを積んでしまいました。

一応、床部分のダイカストに配慮して

形を合わせて

 

ダイカストは通電を兼ねてますから

干渉しないようにテープで絶縁して

このあと、ダイカストが存外に

上げ底になっているのがわかり

泣く泣く何層が剥がして調整して

 

キャブパーツが

カチッと嵌まるところまで調整して

組み戻したら完成です。

 

その結果は・・・

54.8グラム。

 

加工前が47.7グラムでしたので

その差、約7グラム。

 

存外に重くなりました!(*^^*)

そして、持った印象もかなり違います。

約15%の重量増ですから明瞭です!

 

そして完成の姿は

・・・何も変わらず終えるのが無事の証拠(笑)

では、何故メーカーさんは

この完全に隠れる部分の

比較的大きい空間に

ウェイトを入れなかったのか?

 

察するに

大して性能に影響しないわりには

コストがかかるとか

まあ、勝手な想像は色々できますが

 

一応、加工に際して一考しましたのは

前後の重量バランスの問題です。

 

プラの質量は

それほど大勢に影響ありませんので

重さの主たるは金属ですが

あくまでも見た目の印象ながら

可能な限りバランスをとった印象で

実際には、真ん中あたりで棒に乗せると

前に傾く、つまり若干フロントヘビー。

 

これなら、うしろにオモリを積んでも

バランスは均等に向かいますし

仮に重心が後ろに少し偏っても

ゴムタイヤを履いた第三動輪寄りに

より重さがかかる事になりますから

むしろ好ましいと言えます。

 

その場合、不利なのが

急発進時の前部の安定性ですが

そもそも中高年はそんな走りを

この車両では行わないので大丈夫です(笑)

 

と、まあ、こんな感じで、

ちょっぴり、持った感じが

機関車らしい重量感を得て

無事に完工と相成りました(*^^*)

 

別に今すぐ欲しかったわけでもなく

せっかくのお客様の特注を

自らの注文ミスで赤字を垂れてしまったという

商業的には笑えない車両ではありましたが(大笑)

 

まあ、手を加えてしまえば可愛いもんです(^^)

 

さてさて

次なる問題がまた発生してしまいました。

 

我が家には先述のとおり、

昔から在籍する旧式のC11も存在し

もちろんその頃の製品のD51やC62もあり

残念ながら初期のC50は入手できていませんが

まあ、主力蒸機がすべて昭和のままなのです。

カトーのC55とC57は平成の製品のはずですが

そうは言っても構造や寸法感は昭和の流れ。

 

その中に、ひときわ若くて優秀な

この子が馴染めるのか?

そして

機関車同士の対比だけではなく

所属する客車がほぼGMの板キット車という

客車たちとの相性はどうなのか??

 

言い出すとキリは無いのですが

いちど全部並べて運転会を開催しないと

わかりませんね。

とか言って、たまには走らせたくなりますね(^^)

 

その前に、

ゴミ屋敷と化している我がレイアウトを

何とかしないと・・

 

ああ、また現実から遠のいてしまった・・

 

では、短めながら

ご静聴ありがとうございました(^^)

 

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