皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
紙で雪月花を作ろう!その3
今日の進捗は
窓抜き・切り出しを終えて
これから内張りの接着をしようかというところです。
そういえば、昨日の記事で
書き忘れていた事がありました。
何故この段階で車体を曲げてしまうのか?
実は、ごく一般的な形状の車両でしたら
窓を抜いてから曲げるのが良いと思います。
しかし、今回はカーブの肩に窓が回り込むため
平板を切り抜いたあとに曲げようとすると
曲げグセを均等につけるのが難しいはずなんです。
一度、ここまで曲げて形を確認してから
一旦広げて窓抜きを済ませ
再度曲げる方法をとることにします。
忘れていた曲げもありました。
車体の裾です(^^;
ここはRも小さいものですから
まっすぐ曲げるためにも、
丸棒を転がすわけにはいきません。
微妙なカドのRのついた硬いもの・・と探したら
普段小物入れに使っているお菓子の空き缶の
フタがなんともジャストフィット!(^^)
左手でズレないように押さえて、
折曲線がちゃんと平行になるように注意しつつ
右手の指で、撫でるように軽く力を入れて
適度な折り曲げをつけました。
これをやっておくと、
だいぶそれらしい断面に見えますね。
ここでようやく窓抜きします。
桟は、この紙の段階で切り出しても
どうせいじっているうちにヨレヨレになりますから
一体で嵌め込んだ窓ガラス上に貼る事にします。
よって、窓の個数も少ないものです。
ものすごく短時間で進んだ気がします(笑)
切り出しにはアートナイフを使いました。
もちろん、それでは細かい曲線を
正確に切ることは出来ませんから
少しカーブの内側のところで切っておき、
のちにヤスリで仕上げる事にします。
ここで、再度曲げて車体の形を作ります。
同じ作業の繰り返しのようですが、
今回はおおかたクセがついていますので
棒は転がさず、手だけで戻すことができました。
最初からこれをやろうとすると
後部のエアコンの低屋根部分とか、
側板の中間部の曲り目が作りにくいわけですね。
続いて、側板の内張りを作ります。
紙の良い所がもうひとつありましたね。
容易に印刷できる点では、紙は最強ですよね。
もっとも、真鍮やプラを使っても
プリントした図面を貼って当てる方法もありますから
特に紙ならではの工法というわけでもないか(笑)
A4に2両を2枚ずつプリントできましたので
もう片方は側板だけ活かして切り出します。
すると、余談ですが
やけに天地寸法が低く感じられたのです。
一度立体形状を確認してますから
おかしな事にはなってないはずですが
試しにキハ183の側面に当ててみたら
これが雨樋までの寸法にピッタリ!
ここだけ切り取ると、
なんだか長細く見えるものですね。
あっ。
乗務員室扉の高さは同じようなものなのですが
客側は雪月花が電車用ホームに合わせてあり
キハ183は低い汽車用・共用に合わせてあるので
ステップの有無でずいぶん違って見えます。
雪月花はディーゼルカーとはいえ
走る線区はそもそも幹線電化区間ですから
ちょっとした細部の事情の違いも面白いものです。
閑話休題
内張りは、こんな感じにしました。
車体の上半分に関しては、
こんなので補強効果は期待薄ですけど
裾の補強が出来るので良いですね。
これを貼り付けるところから
明日はスタートです。
わりと気持ちは前のめりなのですが
今日は徹夜する状況にないので
やめておきます(笑)
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