お手軽工作を、なるべく完璧にやるということ | 美軌模型店の待合室

美軌模型店の待合室

ようこそお越し下さいました!

店主の工作日記や、お客様の作品などを紹介しています。
一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

きらめき工作3連戦!!EF66完結編

 

そして完成しました!

この色、如何でしょうか?

少し色温度が高めの、ワット数が大きい感じの白熱灯。

旧型客車の室内灯(本物ね) の明かりの色との違い、

と申しますとイメージしやすいでしょうか?

IMG_20170416_203534044.jpg

まあ、工作する前に一度線路に乗せて通電して

ビフォーアフターを比較するのが常道だと思いますが

今回は車両に気持ちが集中していましたので

そういうブログ向けのスマホ撮影を忘れていました。

という事にしておいて下さい(笑)

 

ということで、とってつけ丸出しの点灯写真です。

これでもまだ、自動ホワイトバランスに助けられて

電球色に見えなくもない写真になっていますが

肉眼で見たこの色は、見事にオレンジ色です。

トイレの電球なんてもんじゃありません。

IMG_20170416_203534080.jpg

 

さて基板を抜いた後の処理ですね。

ライトに通電する基板は、

線路方向の2本の燐青銅帯の押さえ板を兼ねており

それを抜くことで、台車側の突起を受ける板バネとしての

ストロークが大きくなると集電に影響する可能性もあります。

 

今回は、その押さえ板として、

また通電子としての役割を兼ねて

基板の厚さと同じ0.6mmの真鍮線を使って支持させます。

IMG_20170416_203420712.jpg

これでは、まだイメージが湧かないですよね(笑)

 

装着状態はこうなります。

モーターの端子を押さえるピン板のところに挟み込み、

反対側の部分はテープで押さえます。

この部分には、これ以上の荷重が掛かりませんので

テープどめでも充分です。

万が一剥離しそうになっても、実際には天井に当たりますから

問題ありません。

IMG_20170416_203420861.jpg

コの字に曲げて取り付けたのは、そういう事でした^^

 

それからもうひとつ、

ライトユニットの配線にものちほど役に立つのですが

まずは順を追って。

 

今回の換装には「きらめきライト 水平型」を使います。

IMG_20170416_203533925.jpg

一旦、元の基板を元の位置に当てて

取り付けるべき角度と位置を確認します。

IMG_20170416_203533926.jpg

概ね角度と位置が合うように

「きらめきライト」を設置して、テープでとめます。

角度は取付前に予め付けておいた方が

作業しやすいと思います。

 

なお、「きらめきライト」の本体は

この大きさ(4mm×4.5mm)から想像していただけるとおり

重さは殆どありませんから

0.14mm 2本の銅線の片持ち支持でも

自重で角度が変わったりすることはありません。

機関車を握りしめて、高速で腕をグルグル回すとか

激しく落下させたりしたら判りませんが

まあ、普通に扱っていれば大丈夫です^^

IMG_20170416_203534078.jpg

そして、今回の工作の特別ポイント、その2.

通常、「きらめきライト」の取付は

通電部分に巻きつけたり、テープで貼れば充分ですが

 

先程取り付けた真鍮線の押さえ金の部分に

両方のライト配線をハンダ付けしておきました。

これも、やりたかった加工のひとつでした。

将来的に末永く通電を維持する可能性を

99.9%から100%に近づける作業、といったところでしょうか。

IMG_20170416_203534029.jpg
重ねて申し上げますが

これがもし自分の車両で、

あとで自分でメンテ出来るのであれば

ここまで徹底的に取り付ける必要はありません。

テープでとめればまず大丈夫です。

 

それでも、こんな方法もあるんだ、

ということで、ご参考までに紹介させていただきました^^

 

そして、いよいよ点灯確認と車体の組み戻しです。

IMG_20170416_203534077.jpg

「きらめきライト 水平型」は、白色のLEDですから

クリアオレンジとクリアイエローを混ぜた特製塗料で

発光部分に着色してヘッドライト色を演出しています。

 

もちろん、明るさは申し分ありません。

あとは、プリズムをちゃんと照らすことを確認できれば

完成と相成ります(^^)

IMG_20170416_203533939.jpg

1位側2位側を確認して(逆だと車体が嵌りません)、

組み戻したらドンピシャでした(*^^*)

というより、砲弾型LEDに比べますと

「きらめきライト」に使用しているチップLEDの方が

照らす範囲(半減角)が大きいので、

いわば「的に当てやすい」といったところでしょうか。

 

明るいところでもハッキリ点灯の様子が確認できます。

これはトミックスの常点灯コントローラーで

走り出す前のパルスで撮影していますが

常点灯とて走っている時の方が少し明るいです。

IMG_20170416_203534044.jpg
こんな感じで、無事終了しました!

やっぱりカッコイイですね!

 

ビフォーアフターの写真を並べられないのが残念!

 

では、次の第2戦は、また明日(^^ゞ

-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-

「いいね!」と思ったら、おひとつクリック!
にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村

鉄道コム  鉄道コム


応援よろしくお願いします(*^^*)

-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-

工作記大募集中!!

あなたの作品を発表してみませんか?
美軌模型店サイト「みんなの工作室」は、模型屋さんのショウウウィンドウのように、お客様同士で作品を見たり飾ったりするのをお楽しみいただくコーナーです。
当店製品に何か関連があるものでしたら、車両・レイアウトなどジャンルは問いません。
もちろん初心者からベテランまで大歓迎!
ご応募の方に粗品進呈中です。どしどしご応募くださいね!

>>>詳しくはこちらまで!

↓↓「みんなの工作室」は、こちらからどうぞ
集電加工&電子工作編!!

きらめきライト工作 「水平型&垂直型」編!!

きらめきライト工作 「ピコ&ピコデュアル」編!!

きらめきライト工作 「室内灯&Bトレイン」編!!
ディテールアップ編!!