皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
バスを点灯化させてみよう! その4
ストップランプ点灯改造、完成しました!!
いざ点灯して、走らせてみますと
これは想像をはるかに超える可愛らしさです!
それでは、本日の工作を(^^ゞ
昨日は思わず遮光塗装してしまい
乾燥のためにひと晩寝かせておきました。
(ついでに私も寝かせていただきました。笑)
今日は、そこに光ファイバーのレンズを
入れるところからスタートです。
穴は0.8mmあけておきましたので
ここに0.75mmの光ファイバーを差し込みます。
表面側をツライチに挿し、
裏面に少し出っ張る程度がベターですね。
接着にはエポキシを使用しました。
光ファイバーはラッカーに溶けますから
プラ用接着剤の類だと、
先に塗装した黒がファイバーもろとも溶け出して
ロクな事にならない気がするのです。
で、硬化する間に、次の作業を進めます。
最後尾のスペーサーは、左右の幅が少し短く
そのままではライトのステーになりませんので
それを拡幅する加工が必要です。
どうやって加工しましょうか?
黒い樹脂だからといって
ジュラコンだとは限りません。
見た目や手触りは、極めて微妙です。
箱の説明によれば、動力はABSとPOM。
いやいや、そこまでは判っているのですが(笑)
少し話は逸れますが
ゴムタイヤの材質の「TPE」って・・・・
台北にしか見えませんが(笑)
「熱可塑性エラストマー」なのだそうです。
高温で流動し、常温で弾力があるとのこと、
つまりゴムみたいな製品を射出成形できる、
という面白い素材なんですね(^^)
さて、スペーサー改造です。
そんなわけで、材質を確かめるため
スペーサーの付いていたランナーのところに
ラッカーシンナーを付けて放置してみたら
表面が溶け出してきました。
ABSでした。
したがって接着が利きますので
普通にプラ素材の組み合わせでも工作出来ますが
今回あえて溶接盛り付け法を試してみます。
ABSの溶接って、どうなんでしょう?
必要のない事は、意図的にチャレンジしないと
する機会が無いですもんね(^^ゞ
170度程度に調温したコテを使って
ざっくり盛ってみたところです。
好みの問題とは思いますが、正直なところ
POMに比べて作業性は良いとは言えません。
温度を上げても流動がそれほど良くなく、
あのPOMのトロトロの使いやすさを知っていると
無理に溶接しなくてもいいかな、
という気もしますね。
但し、冷えれば固まりますから
「硬化時間」がゼロなのは非常にありがたく
今回も、盛り付けたらすぐに仕上げに入ることができました。
タイヤ後方の両脇のスペーサーを目安に
幅や形状を整えて、ちゃんと車体に収まったら合格です。
そして、実際の光源の取付位置は
このスペーサーの上部になります。
今回は位置や角度の調整も発生しようかと
あえて浮かせて取り付けましたが
しっかり固定するのもアリでしょうね。
このへんも、考え方もお好みも色々だと思います^^
ゴムなら、溶剤をてけて軟化させれば
いつでもLEDを取り外すこともできます。
あまりガッチリ固めると、それが出来ません。
ここで、ゴムが少し落ち着くまで
車体の加工に戻りました。
とはいえ、先程接着した光ファイバーの
内側を切り落とす作業のみです。
ゴールが見えてきましたね!(*^^*)
ひと呼吸、目を離した頃には
ゴム系接着剤もおおかた落ち着きますので
LEDの位置がずれないように、
またリード線を引っ掛けないように注意しながら
適宜線を畳んで隠します。
スペースに余裕がありますから
特にこれ以上厳密に固定しなくても
窓から見えるような事はありません。
そして点灯確認します。
磁石を置いて、そこにセンサを当ててやると
勿論、点灯します(^^)
かなりワクワクしてきました!!
あとは、
ライトまわりを引っ掛けないように注意しつつ
車体をかぶせて
また点灯確認します。
先程のはLEDの点灯そのものの確認でしたが
今回は光源の位置がずれてないか、
ファイバーの導光が出来ているか、
という確認です。
成功ですね!
マグレでしょうか、
それとも、ちょっとした位置のズレなら
あまり関係なく光を拾ってくれているのでしょうか。
何しろ、一発で決まるとむしろ考えてしまいます(笑)
やっと完成しました!!
光の強さも、見事なまでにちょうど良いです(*^^*)
早速走らせてみます。
ヘタクソで申し訳ありませんが
また動画も撮ってみました。
まあ、ちゃんと動作していますよ、という程度に(笑)
実験を繰り返しているうちに
なんだか電池も弱くなってきた気がします。
タイヤもなんだかイマイチ転がりが安定しません。
ちょっと柔らかすぎる感じかな・・
つい横から触ってしまうと、すぐズレますから
なかなかシャキッとした走りを維持できません。
もう少し、取扱いを熟知しないといけませんね^^
しかし、ライトが点くというのはやはり感動します。
まだヘッドライトは点きませんが、
日中の走行の再現としては、これで良いんですよね。
そんな感じで、とりあえず一連の工作を
終了したいと思います。
このバス、パイロットランプの出力電圧が
1.5ボルト程度ですから
3ボルト前後を必要とする白色LEDはまともに点灯しません。
そのへんの課題をクリアしないといけませんので
ひとまずヘッドライトは保留します。
ご静聴有難うございました!
いつか、レイアウト内にバスを走らせたいですね!(*^^*)
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