皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
10系客車を完成させよう! その9
じゃーん。
塗ったベンチレーターは、もちろんひと晩で乾燥し
無事、元の位置に接着されました(^^ゞ
これでめでたく前に進めるかと思いきや
一度、まっとうな工程から外れると
余計な手間は果てしなく増えるものでして(^^;
屋根仕上の最後に、ガサガサに乱れてしまった
雨樋の塗装のラインを修復する事にします。
なんだかガッカリな画です。
マスキングすると、
また逆戻りしたような印象を受けます。
しかし、避けて通るべきでない道であることは
このマスキングの境目を見れば明らかです。
白いというか、銀色をしているというか
何しろここのラインが真っ直ぐでないと
どうしてもシャキッとした車両の印象になりません。
本来であれば、これも雨樋下をマスキングして
エアブラシでタッチアップするのが
元も美しくなるのでしょうが
まぁこれ位ならいいか、と妥協して
筆塗りでお茶を濁すことにしました。
久しぶりに、我が家自慢の手前味噌、
ならぬ手前の青15号です。
コバルトブルーをベースにしたために
ヘンな色のビンに入っていますが
蓋をあければこの通り。
これは市販の15号よりも赤みが弱く、
光を当てると明るく見えて、
暗いところでは重く見えるような色加減で
並べるとカトーの旧製品に近い印象です。
攪拌には、一線を退いた古筆を使います。
本番用の現役の筆でもそもそと攪拌するのは
穂先に良くありませんから
特に面相筆は、どんなに軽い色入れの時でも
最初の攪拌には使わないようにしています。
もちろん、道具を大切にするのは
いつも通りのケチの一環です(笑)
塗り方は、いつもの筆塗りのセオリーに従って
薄めの塗料を一回ずつ塗って
乾いたところにまた1回ずつ重ねていきます。
今回は灰色の地色に青い塗料ですので
一回では決まりません。
3両を順ぐりに塗っていき、
他車の作業中は風を当てて乾燥を早めました。
また、タッチアップが必要なのは
屋根との境目だけでなく
後から怠けて水性塗料を塗った室内色のクリーム色も
多少は窓の法面にはみ出してますから
ここも塗っておいた方が無難です。
一番細い面相筆で、
サッシの銀色の乱れも多少は直しましたが
ここは限界がありますね(^^;
逆に、銀色がかすれた部分もありますので
これも後で気が向いたら修正します。
でたー!また「後で」だ!(笑)
今回の10系の工作で、
どれだけ「後で」で後悔していることか(笑)
ともあれ、雨樋のところが乾いたら
もうマスキングは剥がしてもOKですので
ふたたびお楽しみタイム到来です!
うわー惜しい!(笑)
1個だけ接着不良があったようです。
塗装の上から瞬間接着剤で接着したのでは
根本的には完全一体化するように強固ではないので
良くも悪くも再剥離可能なのですが
これではどっちみち、
知らぬ間に紛失するハメだったでしょうね^^
まあ、これしきの事は想像の範囲内ですので
また瞬間接着剤で貼って何事もなく完了しました。
さて明日は・・
まあいいか、明日のことは明日考えよう。
これは趣味ですからね(笑)
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