皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
平成に甦るGMの80系! その24
今日は、わりと気楽に色入れ大会(^^)
一旦引き出して作業しやすくしてから
塗って固定していきます。
ここで問題になるのが下地処理です。
通常、金属に塗装をする際は
酸やアルカリで洗って磨いて脱脂しますが
今回のように、後付けでパーツをつける場合、
塗装済の車体に洗剤をつけてゴシゴシ、
というわけにもいかず
どうしてもプライマーに依存することになります。
そこで私の場合、プライマーを塗る前の処理として
気休め程度だと思いながらも
アセトンでこするようにしています。
そのままプライマーを塗るより、
少しだけ食い付きが良くなるような気がします。
しかし、揮発性が非常に強くて臭いも強烈。
プラなんか簡単に溶かすので危険。
たまにしか使わないわりに高価。
といった具合に、
あまりオススメでもないんですよね(^^;
まあ、ご参考までに書き置く次第です。
ちなみに、使ったプライマーは
マッハ模型のメタルプライマー、
薄めたものを、膜を形成する程度に軽く塗り
しばらく風に当てて乾燥させてから
上塗りをしていきます。
先に黄柑色から塗りました。
乗務員扉両脇の、下の手摺の一部を除いて
ほかは全部この色です。
このように、固定する前に、
長く引き出して作業すると
車体に余計な塗料をつけずに塗ることができます。
筆塗りは、少し薄めの塗料を塗り重ねますので
なかなか1~2回では色が乗りません。
それを、この本数の分だけ、
そもそも、この塗り分け線さえなければ
車体の塗装前に手摺取付も済ませておいて
脱脂も思う存分できて、塗装も一気に済んだのですが
そこは怠けず、今回の手順にして良かったと思います。
この手摺の位置で、
きれいにマスキングする自信はありません(^^;
で、おおかた乾燥したら
次に残りの緑色を塗ります。
この300番台の場合、
下の手摺は完全に緑色部分にかぶらず
上のところが少しだけ黄柑色にかかるんです。
元々は165系みたいに、手摺だけ黄柑色かな、
なんて思い込んでいましたが
80系は律儀に車体色どおりに塗り分けていました。
きっと全検のときも、これだけでひと手間だったのでは、
なんて勝手に想像してしまいました(^^)
ところで、白状しますけど
左右の側面で、手摺の位置が違うのか
塗り分け位置が対称になっていないのか
これを塗るまで気付きませんでしたが
手摺に対する塗り分け位置が微妙に違いました。
上の右側面に対して、
左側面はこんな感じで、少し下がっています
ヘタうったかな?という程の違いはなく
そもそも手摺未加工の、もう片方のクハ86を見てみたら
やっぱりモールドの手摺も同様の位置で塗り分けてました。
もっとも、左右の手摺を同時に見つめるのは
肉眼では物理的に起きないことですから
これ以上は詮索しない事にしますが
各部の辻褄を完璧に合わせる、というのも
その気で追求したら結構大変ですよね^^
今日は少し短めですが
これでも下地を入れて3色
アセトンで濯いだのを入れれば4回筆を入れましたので
進度のわりに時間切れです。
手摺1両で3晩かぁ(笑)
仕方ないですよね、ここで先を急ぐと
結局、生乾きの塗料が剥がれたりして
どうせロクな事は起きません。
日頃の反省を踏まえ、ここは続きを我慢しましょう^^
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