皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
平成に甦るGMの80系! その7
昨夜、ほぼ思いつきで
イソプロピルアルコールに車体を漬け込んで
本来は新規製作している車体から
優先して作業すべきところですが
そこは気ままな趣味の工作につき
どうぞお見逃しください(笑)
で・・
漬けて間もなく、溶解している気配を見せた車体は
やはり予想どおり塗膜が柔らかくなっていました!(^^)
なんと、膜のままボロボロと剥がれている!!
なんか、筆やブラシでこするまでもなく
これなら水流である程度除去されるのでは?
と思い
シャカシャカと容器ごと良く振って
ゆすいでから様子を見てみますと
おおおおおーーー!!
お見事!!
ほぼ剥がれているではありませんか(*^^*)
ならば、もう少し振ってやろうと
再びフタを密閉して、こんどは長めに振りました
振って振って、
容器の底を見てみると
そこにはみかん色の塗装膜が見事に剥がれて
このように固体のまま沈殿するのでした。
現象として面白いですね!
どうやって界面まで浸透して剥離したんだろう?
ああ 化学の不思議としか言いようがありません^^
しかし、妻板は総じて剥離されませんでした。
これも不思議です。
容器の端だと、液体にスピードがつかないのかな?
振り方の気合の問題?
しかし、これ以上考えても、同じことを続けても
良い結果を得るとは思えませんでしたので
これくらいの所でブラシ洗浄に切り替えました。
エナメルで色入れしたであろう
シルバーが取れにくかったものの
硬い歯ブラシでゆっくりこすったら落ちました。
また、クハとサロは、すべて落ちましたが
モハは何故か屋根のダークグレーが落ちません。
下地の問題もあるのでしょうか?
たまたま離型剤が残っていてラッキー?
真相はわかりませんが
とりあえず表面のデコボコは消えましたので
屋根くらいは良しとしました。
そして完了!
なんか・・・比較的あっけなく原状回復したなあ(゜o゜)
こんな事なら、別にエコノミーキットを買い足さなくても・・
いやいや、そんな事はないぞ!
と、邪心を振り払う(笑)
まあ、冷静に見るとですね、
側板の接着がクタクタで、
雨樋が屋根板から引っ込んで強固に接着されていたり
修復するにも困難が伴いますから
実際には、当初の思いつきどおり
モハ2両を活かす方向でしょうね(^^)
これで思わず8両編成を作れるようになってしまいました。
それにしても、「イソ風呂」というものは・・・
ある時は剥がれず、ある時はプラをボロボロに砕き
これ程までに何故成功するのか失敗するのか、
さっぱり掴めないものは無いですね。
今回も、35年前のプラに35年前の筆塗り塗装です。
悪条件のようで、記録的にうまく剥離できました。
嬉しいけど、謎は深まるばかりです(笑)
さて、どっちが余談が判らなくなりましたが
面白くない作業も終わらせましたよ(^^ゞ
こんどはステップまで幌にかかってしまっていて
どこまで活かそうか、また考え事が増えました。
しかしまあ、物事には程度問題もありますから
ここは省力優先で、内側のステップは落としてしまいました。
再び、左から進捗の様子です。
そして、いつも同じ失敗に悩まされます
「最後の1個で手が滑って、作業が増える」
という悪しきジンクス(笑)
しかし、今回は首の皮一枚つながったので
サラサラ接着剤を流して、事なきを得ました。
そろそろ塗装してもいいかな?
ダメだとも!(もう古い。笑)
まだ表面を仕上げてないし
塗るのは数日早そうです。
手摺をやるかどうかも決める時がきましたね。
そろそろ決心しないといけません(^^)
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