皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
予告どおり
本日は「室内灯製作セット」の白色LEDバージョン
を使って、室内灯を作ってみました。
結果はごらんの通り(^^ゞ
それでは工作をご紹介します。
実は先日の583系の室内灯点灯化も含め
これまで「室内灯製作セット」を使った工作は
すべてアクリル棒をレンズに使った完全自作品でした。
しかし実はこの「室内灯製作セット」は、
同じくらい重要な使命をもうひとつ担っているはずなんです。
そう!「打ち換え」です!!
Nゲージの有史以来、着々と進化をとげてきた室内灯。
豆電球タイプの室内灯はつい最近まで主流で
今でも息の長い製品では使われ続けています。
それをLEDに換えたい、というとき、
同じメーカーの光源違いを買ってしまえば
もちろん話は早いんですけど
それだとレンズが大量に余っていくし、もったいないし
そもそも買い直しは高くついてしまいますよね。
「室内灯製作セット」は
回路部品を揃えて2両分100円です。
うまくいけば素晴らしいコスパで室内灯を更新できます。
早速始めましょう!
まずは様子見から
リゾートビュー踊り子の中間車で、
ダブルデッカーの悪条件でどうなるか見てみるか
窓の大きい悪条件でどうなるか見てみるか。
結局、後者にしました。
それにしても豆電球って、結構なオレンジ色です。
昨工作したスハ32の電球色LEDと比べても、
なお色が濃い気がします。
まあ、逆にスハ32なら薄暗い豆電球でも似合うんでしょうけど
キハ85系としては、やっぱり雰囲気が出ないですよね。
分解してみるとこんな感じです。
この頃のカトー車は、台車を外さなくても
床ごとパカッと外れて、室内灯がすぐ出てくる仕組みです。
差込みタイプの汎用品と構造が違い、
こちらはネジ留めタイプです。
金属製のライトケースは、ずいぶん天井側のひさし?が大きいです。
多少の反射効果もありそうですね。
ライトユニットのうしろの貫通路側と、
最後列の腰掛と便所の間に空間があります。
いずれかに回路部品を、目立たないように押し込もうと思います。
工作の手順ですが
何はともあれ豆電球をLEDに交換するところからですね。
ネジを外して、ライトユニットを取ったところです。
豆電球は抵抗もダイオードもありませんから
電球の線をグルグル巻きにして端子とし、
床板から出てきている通電版に接触させる構造です、
シンプルですね(^^)
豆電球は、グルグル巻きの線をほどくと
簡単に取り外すことができます。
そして、そこに白色LEDは代わりに入ります。
豆電球の規格は知りませんが、LEDとほぼ同じ
直径3mm程度のように見受けられます。
たいがい、そのまま入るはずです。
入れてみたら案の定、LEDの足がピッタリ入りました(^^ゞ
足を適宜曲げて、元の電球の位置に合わせたら
あとは順次、回路部品を現物合わせで検討・ハンダ付けしていきます。
ブリッジダイオードは、便所のところに取り付けることにしました。
多少、角度によって窓から見えそうですけど、
そう目立たないことと思います。
したがって、抵抗もここに連続して取り付けるのが良さそうです。
うん、この抵抗、やっぱり素晴らしく小さくて、使いやすい!
ダイオードの給電側の、片方に抵抗、もう片方に銅線をつけて、
床板から伸びてくる通電端子部分にそれぞれ巻いて
わずかこれだけで完成です!
本当は、このあたりで点灯確認するのがスジですが
ついた瞬間に感動してぇなあという、
やましい気持ちが働き(笑)、
ノーチェックでライトユニットをネジ留めして戻し、
そこにレンズを差し込んで、車体を嵌め戻して
できました!
ああー、まあ、
感動したかどうと言われればそうでもなく
普通に点灯して安心した、という方が大きいですね。
やっぱり、ちょっとしたチェックの手抜きでは
満足度は上がらないもののようです(笑)
ちなみに、さっきから
斜め上からの写真しかありませんけど
正直に申しておきましょう
ワイドビュー、とにかく窓が大きくて気持ちいい。
しかし、天井が薄いのは、Nゲージとしては厳しく
そこにいつもの室内灯を入れると、
外から丸見えなんですよね(^^;
しかし今回、これは不問としました。
実はこれ、方向幕の採寸のために買ったジャンク中間車で、
先頭車は紛失したのでなおさら使い道がありません。
今やカトーカプラーのハイトゲージとして活用しています。
運用のないものは、それほど深い愛情を注がなくてもいいかな、
と、ひとまず逃げておきました。
さて、如何でしょうか?
床板だけ取り外して、
同じ位置に簡単なLED回路を入れるだけですから
工作そのものは単純明快です。
この程度のことなら、ノーハンダのぐるぐる巻き法でも
問題なく配線できると思います。
すっかり本題を忘れそうですが
当然、新型抵抗の性能は大丈夫です(^^)v
表面積が少なく、唯一心配だった発熱の問題ですが
12ボルト全力で連続点灯させれば熱くなりますけど
一般的な速度域である6~9ボルト以下であれば
心配すうほどの事ではないように思います。
完全に合格です(^^ゞ
すぐご用意しますので、乞うご期待!!
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