皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
工作に便利な小道具というのは
「模型用として売られているもの以外」
のところにヒントが隠されている事もあるもので
こんなペンが各色並んでおりまして。
金額もわずかなものでしたので、
ついつい買ってしまいました^^
中がインクというより油性塗料で、
硬いフェルトのペン先をクイクイ押すと
じわっと染み出してくるタイプのものです。
昔から存在していたものですよね。
もう、何をたくらんでいるか、ご覧のとおり(笑)
このグレーが合うようなら
Hゴムの色入れが凄くラクなのでは?
と考えたのでありました。
とりあえず、要らない紙に押し当てたら
すぐにインク(←便宜上こう呼びますね)が出てきました。
白い紙の上では、ちょっと濃いかな?という印象ですが
塗装の上に重ね塗りなら意外と薄く見える可能性もあります。
まあ、やってみましょう^^
早速分解して、ドアと戸袋窓に塗ってみたら
上等、上等(^^ゞ
ちょっと寒色がかった灰色に感じるのは
赤2号との相対的なものでしょうか?
しかし、気になるレベルではありません。
塗ってみれば濃さもまずまず、好みの範囲内です。
気になるとしたら、今回の個別事情なんですけど
現行のHゴム印刷済み製品との色の対比でしょうか。
並べてみたら
オハ2両が今日塗ったもの、
オハフが窓ガラス側に印刷済みのものです。
さほど注目した事もありませんでしたが
このオハフのゴム、良~~い色してますね(*^^*)
ペイントマーカーのニュートラルグレーに比べると
多少茶色がかった灰色をしています。
これがまた、風雪に耐えて多少劣化したようなゴム色に見えて
なかなか落ち着いたリアリティを感じます^^
で、並べてみてどうかと言いますと
そりゃ顔を近づけてよーく見れば
別物であることは一目瞭然なんですけど
1mも離れれば全く気になりません。
走ってしまえばわからん、のレベルです(笑)
これで我が鉄道の内地向け50系客車も
初期製品と、今回のその改良製品と、現行版、
めでたく3種が在籍する事になりましたが
一見同じように見えるこの50系も
着々と改良を重ねて進化しているのがわかります。
スタイルはほぼ同じですが
外観で一番違うのが、ドアの窓の形状だったりします。
また、色も時代のせいか、ロットのせいなのか
昔のものの方が色が明るく
今のものが重さを感じさせる色のように思います。
どちらが「良い色」なのでしょう?
この製品の発売当初の80年代は、
まさに50系の伸び盛りの新型車両だった時代で
旧型客車を駆逐しながら
全国の地方路線に勢力を伸ばしている頃でした。
対して今は、レッドトレインの姿は鉄路上にはなく
2016年の今となっては、数十年前の思い出の車両です。
見る目が違えば、印象も変わり
模型化する際にも表現の違いが出るのは
自然な事なのかもしれませんね^^
最後に話を戻しましょう。
で、で、このペイントマーカーが
果たして模型に使えるのか?という件ですが
正直な話、フェルトの穂先は
そうそう精度を追求できませんから
例えばドア下の足摺の銀色を塗るというような
塗装対象物に充分な突起がない場合などは
ちょっと苦しいように思います。
ただ、今回のようにHゴムのモールドに高さがあり、
カドの部分を塗るような場合は
実に快適に作業できて大変効率的でした^^
強い溶剤で食いつきもバッチリのようです。
まだ、あえて爪で引っかくような事はしてませんが(笑)
まあ、時と場合によっては、使ってもいいかな?
という感じですね。
以上、小ネタ報告でした(^^ゞ
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