「遠江二俣駅」を30年ぶりに訪ねる | 美軌模型店の待合室

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店主の工作日記や、お客様の作品などを紹介しています。
一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

ちょっと工作が立て込んでますので
息抜きに旅の記録を書いておきます(^^ゞ

突然ですが
東京から名古屋の移動のさい
早起きと夜更かしを活用して(笑)
ちょっと良いところに寄り道してきました

天竜浜名湖鉄道!
要するに元・国鉄二俣線、
豊橋の隣の新所原から掛川まで
戦時中に浜松の迂回ルートとして
建設された路線です。

ここには思い入れがありまして
中学生の時に初めて一人旅をしたのが
この二俣線でした。
もちろん走っていたのはキハ20。
家族で東海道新幹線や東名高速は
盆暮れ正月のたびに通っており
静岡~浜松~豊橋ルートは
馴染みがありましたが
全く知らない土地を一人で移動して
知らない森の中を進んでいって
楽しみ半分、不安半分だったのを
今でも覚えています。

さて、その天浜線です。
いきなり面白いものが滑り込んできました。
今回お世話になる車両です。

それこそ30年前は
掛川に新幹線が止まるとは
夢にも思いませんでしたね(笑)
時間の止まった在来線と
近代的な新幹線のミスマッチ感は
上越新幹線の浦佐駅に勝るとも劣らない
絶妙な発展感が面白い、
といったところでしょうか?

ダイヤは概ね1時間ヘッドです。
頑張っていると言えましょう。
ほどなく列車は掛川を離れ

桜木駅で上り列車とすれ違い。
ここも相当良いムードを醸し出しています。
車内アナウンス(録音)で説明が流れ
眼前の風景が何なのか判るのは
良いサービスですね。

遅いような、速いような。
決して退屈しない悠長な時間を過ごすうち
目的の駅に到着しました。

天竜二俣駅です!
一度、この駅や周辺を眺めてみたかった!

と言いますのも
これはまさに初めて訪問した前後に
いみじくもTMS誌の製作記事で
当駅の模型化を目の当たりにして

その理想的な雰囲気に
深く胸を打たれた想い出もあったのです。
国鉄時代は、遠江二俣駅を名乗っていました。

落ち着いたTH3000形の塗装と相まって
今なお落ち着いた雰囲気を保っています

駅本屋も往時を彷彿とさせるに充分です。

今でもこの奥に
小型SLが牽く短い客車列車が見えてきそう。

そして天竜二俣といえば
鉄にとっての観光名所が
転車台と扇形機関庫ですね!
遠くに見えてきました。

時間が良ければ
見学会も開催されており
直接間近に見られるようですが
あいにく訪れたのは夕刻でしたので
こうして遠くから眺めるので精一杯です。

どれだけ近付けるか
ちょっと散歩してみることにしました。

線路沿いの住宅街を歩いたところ
公道で再接近できるのはこれ位ですね。
こんな看板がありましたから
ここから先が私有地・鉄道敷地と思われます。
書いていなければフラフラ入ってしまいそうです。
これは親切。

あとは望遠レンズのお世話になって
近くで撮った気持ちになりましょう(笑)

まあ絵的に面白い写真は撮れませんでしたが
遠江二俣/天竜二俣が
何故模型化の対象として好まれるのか
駅やその施設を実際に見て
理解できた気がします。

どんな列車でも似合うホームと駅舎
小型レイアウトでも充分スケールで作れるホーム長
小さな機関区もおあつらえ向きでしょう。

一言でいいますと、つまり
欲しい要素が色々コンパクトに詰まっていて
かわいいんですよね(*^^*)

行って良かったな、と思います。
それにいつの間にか、その80年代のTMSを
読んだ時の感覚でモノを見てるんですよね。

ネットで情報を相当多く入手出来る時代ですが
その場の空気は、出来るだけ知りたい。
そういう言い訳を携えて、
実地探求の旅は続けていきたいものです。

次回に続きます(^^ゞ

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