屋根板を紙で簡単に作る方法 | 美軌模型店の待合室

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一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

少しずつキハ27-200に見えてきました。
今日は屋根板を作ろうと思います。

これは、どう整えようか
いろいろ迷いまして。

プラ板を削り出して冷房準備フタを予め作り
一気にレジンモールドで作ってしまえば
あとは非常にラク。
しかし、たかが3両ですので、
高くつきすぎです。

ASSYや分売パーツは在庫全滅。
再生産を待っていると、たぶんこのままお蔵入り(笑)。

結局、形状が形状ですので
ケント紙を曲げて作ることにしました。
屋根の寸法を測って、ほんの少し大きめに切り出して・・

板材を曲げるときは
ゴム板を敷いて、上から丸棒を押し付けて転がすと
少しずつ曲げクセが付いて、均等に丸くなっていきます。
紙と薄物の金属は、たいがいこれで加工できます。

私の場合、使うのはアートナイフの軸です。
直径6mmの金属棒です。
何でも試してみて、良いと思ったものは
何でも使います^^

一方、車体側は、室内を広く取りたいし
そもそもプラの経年変化で車体断面が歪んでますので
元の天井の補強モールドは切り取りました。

下のように補強材を貼りますので、
1mm位、接着シロを残しました。

どうせそれほど見えない部分ですから
切断面はテキトーでいいのですが
上面のバリだけは、ちゃんと除去しました。

補強はt0.3の真鍮板を2mm幅の帯板に切って
両側板に接着。

あとは屋根板を接着すれば
必要充分な強度は確保できます。

ここで、先程の紙屋根を当ててみましょう。
切りすぎると、振り出しに戻りますので
少しずつ、確認しながら合わせていくと・・

2~3回の調整で、ピッタリ^^

あとは、屋根板に
瞬間接着剤をたっぷり染み込ませて固めて
表面をペーパーで平滑にしてから
ねずみ色1号で塗装しました。

排気口は、0.1mmのポリカを
枠の大きさに切って接着してから
内側をくり抜いて整えて
底のベースにプラ板を敷いてから
真鍮パイプの排気管をさしました。

さて、これでようやく上まわりが完成!
いよいよ窓ガラスのハメコミに着手です!

つづく!



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