そりゃないよ・・・トルコ人の見た目年齢 | カッパドキアの青鬼嫁日記

カッパドキアの青鬼嫁日記

ストールの専門店・まきもの屋さんスタッフのブログ。
気付けばトルコ・カッパドキアで鬼嫁に…。
トルコでの結婚から子育てまで、
鬼嫁のどーでもいい日々をお届けしま~す。

トルコ人の年齢予測は
ほんとに難しい・・・

老けて見えるけど、
シミのないトルコ人女性たち。

男の人だって、
ハゲてる人は
若い時から始まってるし。

年齢不詳のトルコ人に囲まれ、
7年経っても、

いまだに分からない
トルコ人の見た目年齢。


    


先日、我が家の近くにある
公園にて。

いつもいる子供たちの中に
アリという少年がいる。

アリは、息子が以前通っていた
幼稚園の同級生。

そこの母親は可愛らしく、
大人しい感じの女性で
挨拶を交わす程度の仲だった。

子供たちを遊ばせ、
ベンチでぼーっとしていたら、

「おしゃべりをしよう」と、
彼女が横に座ってきた。

おおおー。めっずらしーー。
この人、自分から話しかける人だったんだー。

トルコ人って、人懐っこい人が
多いんだけど、

もちろん、恥ずかしがり屋や
人見知りの人もいる。

彼女は後者の方だと
思っていたので、
ちょっとびっくりした。

「初めてだね~。
こうやって話すの」

なんて言いながら、私たちは
会話を始めた。

ひと通りの世間話をして、
会話(&私のトルコ語ボキャブラリー)が
尽きかけた頃、
あることを思い出した。


 


アリといえば
前日、隣町行きのバスに乗った時、
見かけたんだった。

「どこ行くの?」と聞いたら、

「ババ(父親)の職場に遊びに~」
って言ってた。

頭がツルツルのおじいちゃんに連れられて、
お父さんの仕事場に遊びに行くのか~。

「おじいちゃんとお出かけできて
よかったね~。
ババによろしくね~」

なんて言いながら、
バスを降りるアリと
彼のおじいちゃんにバイバイした。





そのことを、アリの母親に伝えたら・・・

「うちのおじいちゃんとおばあちゃんは
遠くに住んでるわよ」


「え?でも、昨日、たしかに
アリはおじいちゃんと居たよ」

「その人、背が高くて、ハゲてた?」

「そうそう!その人!」

「それ、うちの旦那ね」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

「ババ(父)の仕事場に行くって
言ってたけど?」

「昨日、私の体調が悪かったから
ババ(父)と一緒に
お昼から仕事場に
連れて行ってもらったのよ」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」



やってしもうた~~~!!!!!


「いや、あなたが余りにも
若く見えるから
旦那さんがおじいちゃんに
見えてしまったのよ



なんて、苦し~言い訳をして、
まだ公園から帰りたがらない子供たちを

無理矢理引き連れて
青鬼は家に帰った。

いや~。変な汗かいちゃった~。
それ以降、彼女が私の横に
座ってくることはなくなった・・・。


 


ついこの前も
化粧コテコテのトルコ人女性に

「私、いくつに見える?」って
聞かれたので、慎重に答えた。

「よんじゅう・・・ご・・・」

「あ~ん

「35歳!」

「あら~。そんなに若く見える~?
私、40歳よ~」


おいー!!
40歳かい!

今さ、45って言おうとした
青鬼の言葉を阻止したよね??

どっからどう見ても
50歳のおばちゃんなんだけどーーー。

そこいらのクイズ番組より難しい
トルコ人の見た目年齢・・・。


 


本日の一首。

おばさんに
「いくつに見える?」と
聞かれたら

マイナス10歳
はい、正解!(字足らず)




    



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