トルコのドルマ料理 | カッパドキアの青鬼嫁日記

カッパドキアの青鬼嫁日記

ストールの専門店・まきもの屋さんスタッフのブログ。
気付けばトルコ・カッパドキアで鬼嫁に…。
トルコでの結婚から子育てまで、
鬼嫁のどーでもいい日々をお届けしま~す。

初夏。
野菜がとても美味しくなる
季節の到来です。

パザル(市場)では
色とりどりの果物や野菜たちが
「美味しいよ~」と
声をそろえております。

んなわけで、本日の夕飯は
ピーマン(ビベル)を使った
ビベルドルマと

葡萄の葉を使った
ヤプラックサルマに決定。

ドルマは詰め物料理、
サルマは巻き物料理なんだそうです。

まずは、ピーマンのへたを取る。
へたは、後でフタとして使います。

調理の際、汁がきちんと中に入るように
ナイフで数か所切り込みを入れておく。

葡萄の葉は、新物で柔らかいので
熱湯にくぐらせる程度。


 


用意した具材の中に
詰め物を入れていく。


 


今日入れたのは、
玉ねぎ・牛ひき肉・ひき割り小麦・米・
イタリアンパセリ(マイダノス)にディル(デレオトゥ)

それに、塩・こしょう・
カラビベル・プルビベルに
アジュルとサルチャ。

(カラビベル・プルビベル=粉末の唐辛子
アジュル=ニンニク・トマト・ビベルを煮込んだソース
サルチャ=トマトを煮込んだトマトペースト)

そして、最強の隠し味!
ビーフコンソメ~!!!
(↑これがあるのとないのとじゃ
だいぶ違うんだなあ)

これ、中身は人それぞれで
近所のおばちゃんは
シナモンとレーズン入れてました。
にんにくやトマトを入れる人も。

上記に限らず、
自分がおいしい!と思う
味付けでいいと思います。

後で、煮ていくので
濃いめにしっかり味付け。

ひき割り小麦を
使ってしまいたかったから
今日は、小麦:米を1:1で入れたけど、
米だけでもおいしいです。

マイダノスとデレオトゥを
もっと入れたかったけど、
なかったので断念~。

んで、これを葡萄の葉っぱに巻く。
ひたすら巻く。巻く。

いつまで経っても終わりません~。

 

ピーマンに入れる詰め物は、
7分目くらい。

昔、ピーマンがぱんぱんになるくらい
詰め込んで、
お鍋の中じゅう、ご飯だらけに
なったなあ~。

葡萄の葉のヤプラックサルマは、
本当は水と油とレモンと炊いて
前菜のように
食べるのが好みなんだけど、

めんどくさいので、
ピーマンと一緒に調理。


出来上がったものを
お鍋にぴったり敷き詰めてから

サルチャを油でいためて、
お水&塩を入れたソースをかけます。

着火~。
いけ~。

 


ピーマンがくたくたになるまで
煮込んで終了~。

ヨーグルトに
 にんにくをつぶしたものと塩を混ぜた
ニンニクヨーグルトのソースを
かけていただきます。


 
 

今日は、ピーマンで作ったけど、
ナスでもじゃがいもでも
ズッキーニでもなんでもOK。

ピーマン以外の野菜でするときは、
詰め物ができるように
中をくり抜いてから。

カロリーアップするけど、
事前に具材を高温の油で
一度あげてから

詰め物をしていくと、
コクが出て
もっとおいしいのです~。
 
トルコの素敵なドルマ料理。
日本の材料でもできるので
ぜひ挑戦してみてくださいね~。



    



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