旦那の実家滞在記 ~ディープなご近所づきあい~ | カッパドキアの青鬼嫁日記

カッパドキアの青鬼嫁日記

ストールの専門店・まきもの屋さんスタッフのブログ。
気付けばトルコ・カッパドキアで鬼嫁に…。
トルコでの結婚から子育てまで、
鬼嫁のどーでもいい日々をお届けしま~す。

朝ご飯を済ませた後、
親戚や知り合いのお家へ
挨拶まわり。

小さい村だから、
歩いて数分で
よその家に着くのだが・・・

これがなかなか曲者で
家の前に座って
おしゃべりしている

女性たちにキスして
挨拶しなければならないので
なかなか目的地に着かない。

それで終わるならまだしも
「あそこの家に行って、
うちには全然寄らない」なんて

やきもちを通り越した嫌味まで
言われるもんだから、
目的地に行くまでに
他の家に寄って行くはめになる。

旦那は9人兄弟の5番目。
1泊や2泊の滞在で
兄弟、親戚全ての家に訪問するのは
無理なことで。

んなもんで、結局
仲のいい兄弟の家だったり、

母家にみんなが来てくれて
それで終わりにしたりしていた。

・・・そこに、ヤキモチやきで有名な
6番目の弟の嫁がかみついた!

いつものように会う人会う人に
「メルハバ~」と挨拶していると、
ヤキモチやきの嫁が登場!

彼女に挨拶しようとすると
「いや!わたしはしない!」

「え?何で???」

「わたし、あなたたちに
怒ってるの!!

いっつもいっつも
あなたたちが来たって
他の人から耳にするのよ!

うちが村の外れにあるから、
いつも帰りにちょっとだけ
寄って、はい終わり。

チャイの一杯も飲みやしない。
最後じゃなくて
最初に寄れ!!!」


あまりにもやきもち剥き出しの
彼女の発言に
青鬼、吹き出してしまった。

「何、笑ってんのよ!」
さらに怒る彼女。

私は、「あなたが正解~」
怒る彼女に謝った。





ディープな人間関係が存在する村。
そこには、剥き出しのヤキモチと
愛情が交差しているのです。

陰でひそひそ言われるより
こうやって表立って
言ってくれた方が
よっぽど気持ちいい。

6番目の弟の嫁さんよ、
分かりました!

次回からは、
最初に寄らせていただきます。

チャイ用意して待っててね~。


  


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