カッパドキアを離れる日 | カッパドキアの青鬼嫁日記

カッパドキアの青鬼嫁日記

ストールの専門店・まきもの屋さんスタッフのブログ。
気付けばトルコ・カッパドキアで鬼嫁に…。
トルコでの結婚から子育てまで、
鬼嫁のどーでもいい日々をお届けしま~す。

トミーさんとちっさいトルコ人と
語った二次会も
ボトルが空となると同時に終了。

ちっさいトルコ人の働くカフェは、
翌日には、すっかり私たちの
待ち合わせの場所になっていた。

ペンションで朝ごはんを済ませ、
カフェでバーバラさんと落ち合い、
かなこさんに会いに行く。

無事に合流~。
かなこさんは、1日ぶりの再会に
テンションあがりまくりで

バーバラさんと私相手に
これでもかっ!と
しゃべりまくっていた。

明日のツアーを申し込み、
3人できのこ岩の間を散歩して廻った。

夕方になり、また夕飯を一緒に食べようと
トミーさんと約束していたので、
ちっさいトルコ人の働くカフェへ。

かなこさんとちっさいトルコ人は、
初対面かと思えない勢いで意気投合し、
みんなで夕飯を終えた。

ちっさいトルコ人は、
当たり前のようにわたしたちに
チャイやフルーツを
ご馳走してくれ、

わたしたちも当たり前のように
毎晩、彼のカフェで食事をした。

こんな感じで、
楽しい4日の滞在を終え、
みんなそれぞれ
次の目的地に向かうことになった。

トミーさんは、ギョレメが気に入ったから
もう少し滞在。

バーバラさんは、イスタンブールへ。

そして、かなこさんと私は、
トルコの北に位置する
サフランボルへ。

この4日の間に
ちっさいトルコ人と私は、
たくさん話をした。

いろいろなやり取りがあり、
彼から「I Love You」という
言葉をもらっていた。

でも、私は、信じなかった。
だって、いくらいい人そうに見えたって、
所詮、観光地で働くトルコ人と旅人。

こんな数日ごときで
「I Love You」
なんてありえない。

でも、もっとギョレメに残って
彼のそばにいたい。

信じたい気持ちと
信じたくない気持ちが
混じっていた。

夜行バスを待っていると
彼が見送りに来た。

「また会えるといいね」

見送る彼に別れを告げ、
後ろ髪を引かれる想いで、
カッパドキアの地を離れた。



  



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