旦那との出会い その3 | カッパドキアの青鬼嫁日記

カッパドキアの青鬼嫁日記

ストールの専門店・まきもの屋さんスタッフのブログ。
気付けばトルコ・カッパドキアで鬼嫁に…。
トルコでの結婚から子育てまで、
鬼嫁のどーでもいい日々をお届けしま~す。

ちっさいトルコ人による
おしゃべり独演会の横で、

バーバラさんと私は、
今日の計画を立てていた。

「ツアーに参加しなかったから、
今日は、自分たちで小さな村を廻りましょうか?

で、明日は、ゆっくりここら辺を散歩して、
かなこさんの宿泊先を訪ねて、
無事に会えたら

最終日は、みんなで地下都市に行くツアーに
参加しましょう!」


よし!これでカッパドキアのプランは決定!
ちっさいトルコ人よ、
独演会聞いてなくてごめんね。

君が何を話したのか、
ひとつも覚えていないよ。

「またね!」

「うん、いつでもチャイ飲みにおいで~」

ちっさいトルコ人にバイバイをして、
私とバーバラさんは近郊の村を廻った。

ギョレメ村に戻ってきた私たち。
夕焼けを見ようと、ギョレメ村のいちばん
てっぺんにある丘に登ることにした。

丘にのぼる手前で、
ちっさいトルコ人のカフェの前を通りすぎた。

「君たち、どこに行くの~?」

「今から丘にのぼるんだよ~」

「おっけーい。後で行くから待ってて~」

・・・・・・ん?
どういうこっちゃ?

私たちが、20分程かけて
丘にのぼったころ、
本当にバイクで上がってきた。

そして、おしゃべり独演会の会長は、
丘から見える近郊の村を説明する
地元のボランティアガイドになり、

「よかったら、夕飯食べに来てね~」
との言葉を残し、去っていった。

なんなんだ、あのせわしない
ちっさいトルコ人は・・・。

きれいな夕陽を見た後は、夕食タ~イム。
トミーさんと「会えなかったら、
このレストランで一緒にご飯を食べよう」

と、約束をしていたレストランへ。

トミーさんと、バーバラさんと、
楽しくておいしいカッパドキア料理を堪能

酒が大好きで、
まだまだ飲み足りない私たち。

「じゃあ、2軒目に行こっか~

すると、トミーさんが、
「さっき、トルコ人の兄ちゃんと
仲良くなっちゃってさ。

後で、酒飲みに行くよ!
って、約束したんだ~」


「おっけい!おっけい!
そこに行こう!!」

トミーさんに連れられて行った先は、
またしても

おしゃべり独演会の会長 兼
地元のボランティアガイド
働くカフェだった。


  


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