今では、6歳になり、
一人で着替えもできるようになった息子。
まだ幼稚園に通い始めの3歳頃は、
こちらで選んで服を着させていた。
ある日のこと。
朝から手が離せなかった私は、
旦那に息子の着替えを頼んだ。
子供部屋から着替えを終えてでてきた息子。
おい!上がボーダー(横じま)で
下がストライプ(縦じま)って
どういうことだよ!
斬新すぎるにも程があるわい!
無地の服はいっぱいあるのに
なぜあえてそこにいく。
上が横じまで、下が縦じまなんて
超ハイセンスな人しか着こなせないよ。
うちら庶民には、上級テクだわ。
ここは、無難に無地を合わせましょうよ。
私は、ただ黙って
息子のズボンを無地に替えた。
私は気をつけた。
息子が父親に似たセンスにならないように。
いや、私も人のこと偉そうに言える立場じゃ
ないんだけどさ。
さすがに、成長して
上に横じま着て、下に縦じま履いた
キメキメファッションをされるのはちょっと…
一応、日本でおっされ~と言われている
洋服を着せてみたり、
大きいプリントロゴが入っていたり、
ワッペンがたくさん羅列されている
トルコのこってこて~な洋服は
ご遠慮してもらうことにした。
4歳になり、5歳になり、
息子も選り好みをするようになってきた。
先日、ダウンジャケットを買おうと
家族で、ショッピングモールへ。
紺にするか、緑にするか
息子に聞いた。
息子「アンネ(お母さん)、そんなの嫌だ。
もっと袖とか背中とかに
いっぱい絵と文字が書いてあるのがいい」
・・・は?
息子さんよ、今、なんとおっしゃいました?
まあ、うまく意見が合わなかったし、
今度買おうっか。
その後、別行動となり、
旦那と息子が二人で
他のお店にいき、
なにやらニコニコで出てきた。
息子「アンネ!ババが僕の一番ほしかった服を
買ってくれた!」
青鬼「見せて見せて!」
袋を開けると、
イラストとロゴで埋め尽くされた
真っ赤っかのカーズの上下。
こ、これは、パジャマでしか着れない
レベルだぞ~。
しかも、お値段上下で60リラ!
日本円だと3000円くらいですが、
トルコの物価からいくと
6000円くらい。
そして、旦那と息子は意気投合。
旦那「よくやった!なんでもかんでも
俺に似やがって!」
いや、そりゃあんたの息子だもん。
ちょっと天然なとことか
お腹がぷっくり出てるとことか
そっくりですよ。
なんでもババに似るといい。
しかし、センスだけは、センスだけは
似てほしくなかったわ~。
そういや、息子の描いてくる絵は、
旦那が大好きな赤×茶の組み合わせが多かったり、
思い返せば、片鱗は見えてたよな~。
ダサいというのは、環境で形成されると思っていた。
まさかDNAに組み込まれているなんて…
今日もおさがりでもらった
ワッペンがたらふく付いて、
大きいロゴが所狭しと張り巡らされてる
こってこてジャージを着て登校する息子。
あまりにも派手すぎるので、
この前、キョイから親戚の子がきたときに
あげようとしたら、
「だめーーー、それ大好きな服なんだからーー」
はいはいそうでしょうね。
息子の後ろ姿を見送りながら
青鬼は思った。
おしゃれじゃなくていい、
普通の服を選ぶ男に育っておくれ~。
じゃないと、母ちゃんみたいな鬼嫁に
こてんぱんに馬鹿にされちゃうぞっ!
一人で着替えもできるようになった息子。
まだ幼稚園に通い始めの3歳頃は、
こちらで選んで服を着させていた。
ある日のこと。
朝から手が離せなかった私は、
旦那に息子の着替えを頼んだ。
子供部屋から着替えを終えてでてきた息子。
おい!上がボーダー(横じま)で
下がストライプ(縦じま)って
どういうことだよ!
斬新すぎるにも程があるわい!
無地の服はいっぱいあるのに
なぜあえてそこにいく。
上が横じまで、下が縦じまなんて
超ハイセンスな人しか着こなせないよ。
うちら庶民には、上級テクだわ。
ここは、無難に無地を合わせましょうよ。
私は、ただ黙って
息子のズボンを無地に替えた。
私は気をつけた。
息子が父親に似たセンスにならないように。
いや、私も人のこと偉そうに言える立場じゃ
ないんだけどさ。
さすがに、成長して
上に横じま着て、下に縦じま履いた
キメキメファッションをされるのはちょっと…
一応、日本でおっされ~と言われている
洋服を着せてみたり、
大きいプリントロゴが入っていたり、
ワッペンがたくさん羅列されている
トルコのこってこて~な洋服は
ご遠慮してもらうことにした。
4歳になり、5歳になり、
息子も選り好みをするようになってきた。
先日、ダウンジャケットを買おうと
家族で、ショッピングモールへ。
紺にするか、緑にするか
息子に聞いた。
息子「アンネ(お母さん)、そんなの嫌だ。
もっと袖とか背中とかに
いっぱい絵と文字が書いてあるのがいい」
・・・は?
息子さんよ、今、なんとおっしゃいました?
まあ、うまく意見が合わなかったし、
今度買おうっか。
その後、別行動となり、
旦那と息子が二人で
他のお店にいき、
なにやらニコニコで出てきた。
息子「アンネ!ババが僕の一番ほしかった服を
買ってくれた!」
青鬼「見せて見せて!」
袋を開けると、
イラストとロゴで埋め尽くされた
真っ赤っかのカーズの上下。
こ、これは、パジャマでしか着れない
レベルだぞ~。
しかも、お値段上下で60リラ!
日本円だと3000円くらいですが、
トルコの物価からいくと
6000円くらい。
そして、旦那と息子は意気投合。
旦那「よくやった!なんでもかんでも
俺に似やがって!」
いや、そりゃあんたの息子だもん。
ちょっと天然なとことか
お腹がぷっくり出てるとことか
そっくりですよ。
なんでもババに似るといい。
しかし、センスだけは、センスだけは
似てほしくなかったわ~。
そういや、息子の描いてくる絵は、
旦那が大好きな赤×茶の組み合わせが多かったり、
思い返せば、片鱗は見えてたよな~。
ダサいというのは、環境で形成されると思っていた。
まさかDNAに組み込まれているなんて…
今日もおさがりでもらった
ワッペンがたらふく付いて、
大きいロゴが所狭しと張り巡らされてる
こってこてジャージを着て登校する息子。
あまりにも派手すぎるので、
この前、キョイから親戚の子がきたときに
あげようとしたら、
「だめーーー、それ大好きな服なんだからーー」
はいはいそうでしょうね。
息子の後ろ姿を見送りながら
青鬼は思った。
おしゃれじゃなくていい、
普通の服を選ぶ男に育っておくれ~。
じゃないと、母ちゃんみたいな鬼嫁に
こてんぱんに馬鹿にされちゃうぞっ!
ランキングに参加中です。
ワンポチの応援、よろしくお願いします。