天然トルコ人とおでかけ | カッパドキアの青鬼嫁日記

カッパドキアの青鬼嫁日記

ストールの専門店・まきもの屋さんスタッフのブログ。
気付けばトルコ・カッパドキアで鬼嫁に…。
トルコでの結婚から子育てまで、
鬼嫁のどーでもいい日々をお届けしま~す。

今日は、息子の6歳になる誕生日

最近、なかなか家族全員の時間が
とれなかったので、

誕生日だからというふざけた理由で、
幼稚園をお休みにして、
家族で過ごすことにした。

旦那が朝から幼稚園の先生にメール。

旦那「今日は、息子の誕生日で
家族で出かけるため、休みます」

先生「わーお!1ヶ月間、ずっと待ってた
誕生日がよく来たね!
わたしのかわいいおチビちゃん、
お誕生日おめでとう!
大好きよ!キスを送るわっ

テンション高っ!
トルコ、自由すぎっ!
先生、ありがとう!
私も大好きだよ!





さてさて、行き先は、
子供メインということで、

隣の県・カイセリにあるどうぶつえ~ん
いえ~い。ひゅーひゅー


今日は、家族4人(旦那・私・息子・娘)に加えて、
イエンゲ(義弟の嫁)とその10ヶ月になる息子も。

このイエンゲ、おっとりというか
ボケーっとしてて、
なかなかの天然っぷりを発揮するお嫁さん。





旦那と子供たちにとっては、おなじみの動物園。
彼女にとっては、初めての動物園。

「初めて見る動物にドキドキする~」って
行く前から興奮気味の彼女。

旦那は、知ったかぶりで
イエンゲに「この動物園はね~」って
うんちくを話す。

イエンゲは、「へ~、なるほどアービ(お兄さん)」と
旦那を立てる。

うちの旦那、自分の親戚や家族の前に出ると
必要以上にいばるので、これ、いつもの光景。

実は、うちの旦那もなかなかの天然くん。
「絶対、この二人の組み合わせは面白いゾ~」

天然の旦那とイエンゲに挟まれて
動物園散策が始まった。

日本に比べて、ひとつひとつの檻が大きく、
また、道も広いため、
大きい公園の中に動物たちがいる感じ。

最初に見たのは、虎。
「わ~。虎だー!すっごーい!」

初めての虎に食い入るイエンゲ。

すると、隣の檻から「うおお。うおおおおお。」と
雄叫びが聞こえてくる。

嫁「あの声はなーに?

旦那「あれは、ライオンの鳴き声だよ

嫁「アービ。ライオンの声も知ってるんだ、すごーい

そんな二人の会話を聞きながら、
隣の檻に歩いていくと、

そこでは、虎が雄叫びをあげていて、
肝心のライオンは、さらに隣の檻で
静かに出迎えてくれた。


全員「・・・・・・」

なかなか、ライオンの鳴き声を知ってる人はいないよ。
知ったかぶりをして、偉そうに言ったから
こういう空気になったんだね。
次回から気をつけよう!





お次は、おっとり動物のコーナー。

あ、小鹿だ。バンビだ。

嫁「これ、一回食べたことがある!
とっても美味しかったわ



あ、黒ヤギさんだ~。
白ヤギさんもいる~。
あ、メリーさんの羊まで~。

嫁「でも、やっぱり一番美味しいのは
ヤギだよね~


旦那「いやいや、やっぱり一番美味しいのは羊だよ

二人にかかれば、
動物園もあっという間に
肉の品評会





私の大嫌いなヘビの館。
絶対視界にも入れたくなく、目を伏せて歩く私。


イエンゲは、
「きゃー!あんなでかいヘビ、初めて見た!」
と、大興奮。

いや、さすがは田舎育ち。
動物に慣れてらっしゃる


ヘビの館から出た旦那が
「ちょっと、こっちにおいで」と
みんなを呼んだ。

そこには、動物園の柵の地面から
ひょこひょこ顔を出すネズミが!


「この動物園の中で、
いちばん可愛い~」
と、はしゃぐ子供たちの後ろで、

「きゃーーー!!ねずみーー、こわーーい!
だいっきらーい!」と逃げていくイエンゲ。

ヘビが怖くなくて、ネズミが怖いって…
ちょっとおかしくないかい。






旦那「あの檻にはね、サルがいるんだよ。
ほら、あの木の上にサルが座ってる」

嫁「サル~!きゃ~!見た~い!!」

近づいていくと、
木の上に座るサルの正体は、
だった…

全員「・・・・・・」

だからね、知ったかぶりで話すのは
もう止めようよ。
こんな空気になるんだから。





いやあ、動物園ってこんなにも楽しいものだったんだね。
天然のトルコ人二人に囲まれて、
とても愉快な動物園散策になりました


子供たちもとっても楽しそうだったし、
連れていってくれて、ありがとう、お父ちゃん!

そして、息子よ。
お誕生日おめでとう







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