ダサいよ、そこの人 -キョイ編- | カッパドキアの青鬼嫁日記

カッパドキアの青鬼嫁日記

ストールの専門店・まきもの屋さんスタッフのブログ。
気付けばトルコ・カッパドキアで鬼嫁に…。
トルコでの結婚から子育てまで、
鬼嫁のどーでもいい日々をお届けしま~す。

「ドウモ、ハジメマシテ。
アオオニデス。
ドウゾヨロシクオネガイシマス。」



初めての旦那の実家。
そこは、カッパドキアから車で3時間半程の
人口300人未満の山あいの村。

キョイってのは、トルコ語で村のこと。
我が家での「キョイ」は、
実家がある田舎を表します。

ほんまもんの田舎の田舎!
リアルウルルンの世界です。

そんな村には、もちろん
独自の風習があり、
独自のルールがあり、
そして、独自のセンスがある…

初めて行った彼の家で、
初めて見たインテリアに釘付け…

柄物のじゅうたん
柄物のソファー
柄物の天井

そして、極めつけは
柄物の家具だ~

部屋中、どこを見回しても
柄・柄・柄。
あ、もいっちょ、柄・柄・柄。

なんでしょう、主張しないと
気が済まないんですかね。





当時、言葉がまったく分からなかったので、
旦那がたまに横に来て
通訳をしてくれた。

そんな私の前に現れたのは、
村一番のおしゃれさんだという旦那のいとこ。

なんでも、おしゃれが好きすぎて、
一日5回も着替えるんだとか。

仕込まれたセリフ、
「メルハバ(こんにちは)」と言って
挨拶のキスをする…

そんなおしゃれ番長のコーディネート。

黄色のスカーフを頭に巻き、
柄物のロングスカート。

そして、そして、トップスは
まさかの スポンジボブ~~~



そうか!だから、黄色のスカーフを
頭に巻いたのか!!

色をきちんと合わせたのね!
ハイセンス過ぎ~
これは、誰にも真似できないわ。

うん!あなたがおしゃれ番長決定!!





私は、旦那のダサさは、
育った環境から出来上がったものだと思っていた…

そう、息子が生まれるまでは。


つづく…





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