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 今日のT先生の診察は1番。

それも9:30より前に始まったので早い!

T先生開口一番…

「手の調子はどう?」

手を見せる。

赤い発疹がまだある。 乾燥でがっさがさ。
 
Y こんな感じよ。でもかゆくないし今だけだと思う。皮膚科の薬も飲んでるし…
 
T あー、飲まないとだめだな。ステロイド塗ってる?爪は?
Y 何でもない。しびれもない。(ちょっとうそ。ちょっとはしびれてる)
 
T あれ?爪、白くない
 
Y いつもこんな感じだけど…
 
T 今までで1番白いと思うんだけど、レイノーひどい?
 
Y 今朝寒くてレイノー出てたけど、今はないから。ほら指は白くないでしょ?
 
T えー?ホントに?白いマニキュアとか塗ってる?
 
「そんなわけあるかぃ!」と鋭いツッコミ!あーびっくりした。
思わず目を見合わせて、笑う。
 
Y 先生、大丈夫だって!なんにも出てない。レイノーはこんなもんじゃないから。
 
T えー?今日冷やすの大丈夫かなぁ…レイノーひどくならないかなぁ
 
Y 先生。心配しないで。パクリタキセルやり始めると暖かくなってくるから、ちょうどいいのよ。
 
T ホントに大丈夫かなぁ…。レイノーひどくなったら加減して。
 
いやぁT先生。
『レイノー』っていう言葉今日覚えたみたいに乱発してるけど、
コレ『レイノー』じゃないから。ざんねんっ!
 
なんとかT先生の注意を『手』からそらそうと…
Y  先生、今日はできるの?(パクリタキセル)
 
T ちょっと待ってて。『手』の事をやってから…(カルテにカチャカチャ…)
 
ああ。ダメか…
ていうか、こうじゃなくちゃお医者さんじゃないよね。そうだ!T先生は間違ってない。ちょっと待つ。
 
……あ。先生の左手にアップルウォッチ。ミッキー(マウス)がついてる。へぇー…。(色々想像する。つっこもうか?)
 
T はい。えーと…うん。大丈夫!できるよ。あと、2回でおしまいだね…。
 
Y(手に力こぶのポーズで)うっしゃー!もう少し!
 
T このままいけるといいね。(何やらまだ心配そう)
 
Y 先生。大丈夫だって。できるって!問題ないから。あと2回だけだよ。
 
T うーん。(完全に納得してない?)
薬は?うがい薬…。
 
Y 先生!うがい薬、出しすぎ!この間薬局行ったら、うがい薬6本も出てビックリ!30mlって…。出しすぎだよ。
その日皮膚科のステロイドも軟膏のチューブ20本もあって、こんな!(手で薬の量を)にあって、重病人になったかと思ったよ。
 
T たくさんだった?もういらないか…。
 
あのさぁ、そこは『重病人だろ!』でしょ?
そーゆーとこだぞ!…とちょっと思ったけど、T先生らしいや。
 
魔法の手を持つ看護師さんが「処方箋もらったときにちょっと確認するといいわね。」
 
確かにそうなんだけど。
パクリタキセルやってるのに、アプレピタントとかデカドロンとか処方しちゃって…

薬剤師Sさんが直しを頼んだあとの処方だったなんて、言えない。

 
Y ロキソニンもあるし、解熱剤もあるし、皮膚科の薬は明後日皮膚科からでるし…。
 
T 今日はなにもいらないか。
 
Y はい。いらないです!先生は水曜日は?ジーラスタの日、いる?(ジーラスタ注射先生にやってほしいなぁ)皮膚科の予約が午後だから、時間が中途半端で…。先生いるなら早く来て注射したら一回帰るし。
 
T (スマホをみて…)えっと…いるいる。ボクいるよ、水曜日。じゃあ、水曜日に会いましょう!
 
Y 良かった。じゃあ早く来て、先生の診察受けて午後にまた来るね。あと2回…。 
 
魔法の手の看護師さんが今日のケモ室の順番を先生に手渡した。
 
T お。3番だ。いい番号!じゃあ、頑張って。次は水曜日。でも、くれぐれも無理しないで…レイノー冷やすの。
 
Y (立ち上がって荷物を持とうとした手をもう一度先生の前に開いて見せて)
だーいーじょーうぶ!しーんーぱーいーなーい! 水曜日にね〜!いってきま~す。
 
何かいいたげにこっちを見てたT先生を尻目に元気よく診察室を出てきた。