ジーラスタって、ラスタが付くとなんだか♫ラッターラッタッタ、ラッタッタ、ラッタッター♪3代目の歌みたいだな。とくだらないことを考えながら正面玄関で先におろしてもらう。
急いで受付。8:45。今日はT先生はいないので、誰が診察してくれて、注射してくれるのかな?
と、まっすぐブレストセンターへ。
まだ、そんなに混んでいない。待合いの席は空いていた。
とりあえず一旦座り、掲示板を見た。
どの診察室の番号にも先生の名前がなかった。9:00からの予約の人はそろそろ名前が出てもいいのに。私の予約は9:30から。少し早かったか?
血圧、体温を計り空いている席でプログの続きを書いていると、ちょっともよおした気がした。トイレへ。
…残念、空振り。手を洗って待合に戻る。だいぶ人が増えてきた。先程まで座っていところにも人がいた。
ありゃりゃ…。遠い別の席に座る。
9:30になり掲示板の表示が慌ただしくなってきた。
診察を呼び出すアナウンスが次々と番号を告げていた。
私の番号が点滅。中待合スペースに行って待つようにの合図。
医師の名前は…!Y医師!
 

この記事に登場する穿刺検査をしてくれた若いイケメンY先生。
覚えてるかな? えっ?もしかしてジーラスタ…先生がやるの?こ、怖い。

呼ばれた。ノックして入る。
元気に「おはようございます!」と入っていく。
荷物を置いて先生の前に座る。
「穿刺検査以来ですね。」先制攻撃。
「そうですね、覚えていますか?Yです。体調はどうですか?」
「悪くないです。だるいけど。あ、器官が狭くなった気がします。薬が喉に引っかかってくっついていてなかなか飲めなかったのが2回。」
「今すごく乾燥してますからね、水分をたくさん取って下さい」 
「それが、何を飲んでも甘くて…。」
「あー、そんな感じしますか。そういう方多いですね。何か我慢できる方法…炭酸のレモン飲料とか良いって聞きますよ。」
「試したことないです。やってみますね。」
「T先生の注射、全然痛くないんです。痛くしないでくださいね。」
「ははは。ボクはやりませんよ。痛い印象、つけちゃったかな?ベテランの看護師がやってくれますから…」
ちょうどその時ベテランの看護師がこちらを覗いて会釈した。
『魔法の手』を持ってる看護師さんIさん。

Iさんがやってくれるのかな?
そう思っていたら、いなくなった。
「じゃあ、あとは注射をしますから、外でお待ち下さい。」Y先生はここまで。あの時スワブ(医者の軽装?)だったからなんか、若い!って言う印象だったけど白衣を着るとそれなりに見えるから不思議だ。
でもなぜ名札を2つも付けていたのか?そこを突っ込めばよかった。

中待合スペースで、ちょっと待つ。
「Yuki姐さーん」初見の看護師さん、中堅?ベテランというのはどうか。若い感じするけど。
ナースステーションのようなスペース、普段は入れない場所の一角に通された。
「Mです。よろしくお願いします。お名前と生年月日をどうぞ。」
あ、久しぶりに聞かれた。答えた。
「あの…。痛いですよね。痛いの嫌です。」
「初めてですか?」
「いえ、これが3回目ですいつもT先生がやってくださるんですけど、T先生すごく上手でいつ針を刺して抜いたかわからないぐらいなんです。」
「プレッシャーだな、どうしよう…」やばい。プレッシャー与えちゃった。
「T先生、注射するんですね。初めて聞きました。多分先生より私の方が数はこなしてるんだけどな…」
「ごめんなさい。プレッシャー与えるつもりなんてなかったんです。大丈夫ですからブスリ!行っちゃって下さい。」ブスリなんて、余計なこと…。
緊張してたんだろうな、いつも必ず注射の前に聞かれる『アルコール消毒大丈夫?』を聞かれなかった。
そのままアルコール消毒して、構えた。
「チクッとしますよ…いやー緊張するー」
「大丈夫です。ゆっくりやると痛くないんだよって、T先生言ってましたよ。」
「ゆっくりね、はいおわりまし、た。」
「あ、終わり?痛くなかったです!ありがとうございました。」
そうして話しているうちに絆創膏もペチッと貼られ、本当に痛くなかったので「ごめんなさい。色々言って、痛くなかったです。本当に、良かったです。」
「安心しました。今度T先生にも聞いてみます、やり方。」
「大丈夫ですよ聞かなくても、痛くなかったから。」
わかりました。お大事に。という言葉に押されてナースステーションスペースから出た。

あとは会計のみ。
あ、会計受付も空いている。
次男が待つカフェスペースへ。
次男、パソコンで就活情報収集真っ最中。肩を叩くとビクッとし、慌ててイヤホンを外す。
終わったから、駐車券ちょうだい。
受け取って会計の番号が掲示板に出るのを待つ。程なく会計可能に。
会計は……。はい、0円です。
ジーラスタは保険が効いて¥30000ぐらい。それが0!
領収書と明細を受け取り、次男のところへ。
まっすぐ家に帰ってきた。着いたのは10:40ごろ。お疲れさまでした。
あとは、洗濯をします!