忙しさ、検査への恐怖、私には関係ない…という根拠のない自信。

 

この記事を書いた時、まったく自分の健康を疑っていなかった。

なんなら、この日を埋める(一日1投稿を自分に課していたので)ための簡単なメモ程度だと思っていた。

 

そして、結果は…

 

いったーーーーい!

初マンモ。その後すぐに『乳がん』の疑いという診断。

 

今でもドキドキする。 あのマンモの機械の冷たく四角い(イメージ)モンスターのような風貌。

 

12月23日、他のがん検診をした。

中でも「胃がん」検診は、嫌だ。 何が嫌って? バリウム飲むこと。

その前に飲む発泡剤の味も嫌い。 「はーい。げっぷは我慢してくださいね。」

軽く、無理。 この時点で戻しそう…。

 

さっき、たぶん最後の白い「う〇ち」が出た。 バリウムが腸を通っているとき、どんどん固く

膨らんでくる感じ、お腹を触ると固くなっているのがわかる。

 

乳腺科を紹介してくれた、ほんわかピンクの婦人科で検査をした「子宮頸がん」の結果は

「異常なし」

今思えば、この子宮頸がんの検体を採るのも、結構緊張して、痛かった。

 

バリウムを飲んで、台の上で「右むいてー、はい、あおむけーの後はうつ伏せー・・・」

検査終わった後も、バリウムがのどに張り付いて、咳を我慢するとぐわっと上がってくる感覚。

それも、「白いう〇ち」が出た今、一緒にトイレに流したように、ちょっと薄れてきた。

 

もうすぐ60歳になる。

60年の経験は、いいことも悪いことも、痛いことも気持ちいいことも、忘れられるから生きていけるのだと最近思う。

時々思い出す「いい思い出」は、『良い』ものとして記憶が改ざんされているかも。

そして、同じように「良くない思い出」も忘れることで、また挑戦・経験できるのだろう。

 

だからね、私の信念、座右の銘は『何事も、経験』

人生一度きり。 経験できたことの多さを「土産」に、閻魔さまに問答を挑むんだ!

 

でも、ひとつだけ経験したくないこと、あります。 

これだけは、絶対に経験しません! お願いします。