先日のほんわか幸せな子宮がん検診で紹介された乳腺クリニックに行きました。

 
本当に人気があって、診察受付時間を10分過ぎただけなのに、
「診察は午後からになります。」
とのこと。
 
いつもだったら、待つのが大嫌いな私…
「では、結構です。出直します。」
と言ったはずだが、
今回はここ2,3日にあったことの流れで(別の記事にします)やってしまおう!と。
「大丈夫です。お願いします。」
 
受付で簡単な問診票を書く。
受付に渡すと程なく看護師の簡単な状況確認があった。
 
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ここまでは、待合室でスマホで下書きをしていました。
ここからは、すべて終わってから追記します。
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「では、マンモグラフィー検査はやったことありますか?」
「ありません」
「乳がん検診は?」
「たぶん、こども産む前にやったような…」
「ない、ってことですね。ww」
 
自慢じゃないが、貧乳です。
お察しの通り「うし年」です。
ホルスタインのように出産後には爆乳になりなしたが、
母乳育児が終了するや否や、しゅーーーとしぼむというか、淋しい感じになります。
それを繰り返すこと3回。
もう、今はご想像通り。(想像できないような事態になっているかも?)
まあ、よく言う「洗濯板に干しブドウ」っていうやつですな。←(いう?こんなこと・・・)
 
マンモグラフィーはおっぱいを板に挟んでレントゲンを撮るっていう認識。
痛いよオー!って誰かに聞いた記憶が、今までやったことがない理由かも?
それに、こんな貧乳、乳がんとは無縁!っていう思い込み。
痛いことしたくないし。
 
でも、今回は待ってでもやろうと思った。
膠原病になったことも「青天の霹靂」だったので、ここは、この際、すべて検査して
さっぱりと還暦を迎えて(離婚もしたし)生まれ変わりたい!と思ったから。
…どうせ何も出ないし。 安心のため。
 
午後から診察で待たされるとのことだったが、どうやらマンモ検査は先にやって、
その結果を午後に先生から説明がある、という流れらしい。
 
マンモ検査の心構えというか、どのような検査でどう撮るか?という説明のカードを渡されて、
待合室でしばし待つ。
 
ここの待合室は、この間のほんわかピンクの幸せな空間とはまた違った雰囲気の安心さ。
オルゴールの音楽は流れていないが、かすかなアロマの空気が流れている感じ。
 
でも、「痛いのやだなぁ」に多く支配されている状態の時に、呼ばれた。
 
「こちらで上半身の洋服と下着をとって、一枚上着を羽織っておまちください。」
 
脱いで出たところですぐに呼ばれて、マンモの機械の前に。
 
始めは横につぶして板に挟むらしい。
マンモの技師は若い女の子。(失礼な言い方かしら?でも、それ以上でも以下でもない感じ)
テキパキと「腕を上げてください。ここをもって、はさみます、肩は下げて…」と指示される。
 
しこりがあるほうの胸は、ハアハアと肩で息をしないといけないぐらい”痛い”
本当に、痛い。
痛みには強いほうだと思っていたけど、いったーーーーい!! と思わず口から出る。
でも、それは承知の上と何のリアクションもなく、どんどん進める。
そのほうが、早く終わるよね。後で考えれば、彼女のやり方は正解だ。
でも、しつこいけど、本当に痛かった。
そのあと、横に左胸もつぶす。 こちらはしこりがあるほうに比べれば、痛かったけど、そうでもない。
 
次は、縦につぶすのね。
もう、体が硬くなる。 絶対痛いじゃん。 何ならさっきより痛いじゃん。
 
痛い。ハッキリ、声に出してアピールしたけど、プロだな。 聞こえないふりをして
どんどん進める。
いやあ、変なところに力が入って終わったら全身がだるい感じになった。
 
はあ、やれやれ。
隣の待合室で上着一枚で待たされる。
後から来た人に3人ぐらい追い越された。
 
「この次にお呼びしますね。」 看護師さんがニコニコ声をかけてくれた。
 
呼ばれたところに診察台。 上着を脱いでタオルで胸を覆って、寝て待つ。
(あーこれは、エコーだな)
すると、もう一人の技師(エコー)登場。
胸のタオルを外し、ゼリーを塗布する。
 
「はい。じゃあ、拝見しますね。」
乳首の周りがくすぐったい。ぐりぐりされると身をよじりたくなる。
しこりの周り、いやな感じ。 なんていうか、触ってほしくない感じ。
脇の下もぐりぐり。
ちょっと止まると、そこで静止画をとっているような音がする。
「膠原病は○○大病院で診療しているんですか?」
「いえ、まだ大学病院には行ってなくて、来月行って、CTを撮る予定です。」
「膠原病の診断の時は何が原因で?」
「3年前からレイノーがあって、今年は右腕の筋肉痛…が。」
 
(あれ?もしかして、この右腕の痛みはしこりに関係ある??)
 
「本当に最近診断されたんです。その時にはしこり、あったんですけど、先生には言っていません。」
 
「はい。終わりました。タオルでよく(ゼリーを)拭いて、お着換えしてください。写真をお見せしますね。」
 
カーテンを開けたところに診察室。
技師だと思った女性は、先生だった。
机の上のモニターには胸のマンモ画像。
部屋が暗くなり、乳腺の画像がよく見えるようにしてくれた。
 
「ここに、石灰化も、見られます。 この大きさで、これだけ写っているということは、
腫瘍の可能性が高いです。  精密検査をお勧めしますが、ご希望の病院がありますか?
○○大病院に膠原病でかかるのでしたら、○○大病院がイイかなぁ…。」
 
「ちょっと待ってください。 腫瘍ということはがんが疑われる、ということですね?」
 
「そうです。」
 
がーーーーーん! (ダジャレにしてはべたすぎるが、まさにこんな感じの音が頭の中でした。)
 
「膠原病との兼ね合いといいますか、治療は…。先に膠原病の先生に知らせたほうがいいですか?」
 
「そうですねぇ。それも考えて、○○大病院に紹介状を書きます。 今日の画像もディスクにして一緒にもっていってください。」
 
 
私は『乳がん』らしい。