牌姿などは動画を視聴して下さい。
打7索です。
以前にも索子の形で似たような状況がありました。
まず、受け入れMAXの8索ツモ切った時の嬉しい受け入れを考えます。
頭を作りたい形になっていますので、どこかで頭ができることが偉いです。
4、5、7、8筒、4、5索で6種17枚が純粋なリャンメン待ちとなり、
3-6索を引いたとしても、筒子の4-7筒か5-8筒のノベタン待ちになります。
これが2種8枚なので、嬉しい受けというのが8種25枚となります。
あんまり嬉しくないのが3-6-9筒の3種9枚の受けなのですが、
一応、4、5策を切ってダマにして、筒子で良形の変化を待ったり、
良い単騎待ちが狙えるなら、それで立直しても良いです。
先週の問題は嬉しくない受けが半分あったため、
頭固定の考えでしたが、
今回は、11種34枚の中で約7割が嬉しい受けになるため、
聴牌率MAXを大きなメリットと考えるなら、こっちでも良いとは思います。
このあたりは動画の解説より詳しく書いてみました。
今回の形で頭固定した場合について考えていきます。
打7索になるかと思います。
3-6-9索と3-6索の5種19枚となります。
絶対に良形で立直が打てるのと、ドラ9筒とタンヤオの1翻の両天秤。
立直、赤、平和、ドラ
立直、赤、平和、タンヤオ
この2つのどちらかが確定となるわけです。
打8索の嬉しい受けが8種25枚。
立直、赤、平和、ドラ(9筒がないと未確定)
立直、赤(ノベタン待ち)
打点の差が大きいので、
今回の牌姿だと受け入れMAXより、
少し減らしてでも打7索した方が良さそうという感じです。
ここで良くある形の完全イーシャンテンの受け入れを考えます。
23萬 223筒 西西 他2面子
これだと1-4萬、1-4筒、2筒、西の6種20枚。
また、リャンメン、リャンメンで安牌を1枚抱えた形だと、
4種16枚となります。
これらは結構、聴牌しそうだなと感じる受け入れなので、
16~20枚の受け入れがあれば、
打点を取って、減らしても許容できる受け入れ枚数という考え方ができます。
今回の場合は、受け入れ枚数を減らしても、
確定で打点が高いため、打7索が優位ということになります。
ちなみに9索でも、良いかとは思います。
一応、三色もなくはないので、リスク取って打9索もあるとは思います。
これ、萬子の面子が123だったら、ちょっと悩むね。
ドラ絡まないと5800止まり。
打8索だと、3900ケースがあるから、これでも、まだ打7索優位。
これが111の暗刻だと、やっと打7索と言えなくなりますね。
打点と受け入れ枚数のバランス。
これを時間に追われる中で確実な打牌をすることは難しいですが、
何度も繰り返し考えて、再現率を高めていきたいですね。