Mortalでの牌譜検討です。
ポイントは盛れていますが、弱点が露呈。
4月の四麻はとにかく聴牌したら押す、
一向聴からでも打点が見えたら押すことをしていたら、
和了率は20.5%→21.5%になったものの、
放銃率は10%→14%になった。
半荘は44戦なので、これだけでそうとは言い切れなものの、
放銃率が爆上がりしているのに、和了率が悪すぎるということは、
聴牌効率に問題があるということが分かる。
三麻でも、和了率が28%ぐらいのため、効率面での問題が伺える。
三麻も押し気味には打っているので、
共通する部分と言えば、牌効率だと考える。
徹底的に手組の方を洗い出す。
一向聴になるまでの手組が大事そうなので、
そこを中心に見ていきます。
7萬か8索で迷った場面。
7萬のくっつきで両面を作りたかったので、打8索をした。
ロスは7索で、仮に入ってくると1355678の形となる。
これのメリットって、索子の受けが相当広がるんだよね。
もちろん9索でフリテンリスクはあるんだけど、
まだ二向聴だし、フリテン解消も可能。
8萬、6萬が物凄く場況が良いという状況以外は、
打7萬が良さそう。
結局、ここで対面の7萬で合わせるように打ってるんだよね。
愚形解消という意味では、筒子を触る可能性はあったんだけど、
ここで切るのなら、8索の段階で切り出した方が聴牌率が違う。
仮に8索打ってなかったとしたら、どうなっていたかを考える。
2索、北、7索の順でツモって来ますので、追っていきます。
1112468筒 135568索 ツモ2索
⇒8索 or 8筒
打8索で、仮に7筒を受けたら、ドラ6索を切って、
カン3筒で立直?良くはないね。
8索切るということは、ドラ6索を打ち出す一向聴に取るということ。
8筒を切った場合は、7筒こそ逃すものの、ロスはそれだけ。
枚数的に、7筒も7索も見た目が同じなので問題が鳴く、
それなら、8筒を打った方が、ドラ赤で立直を打てる可能性が広がる打8筒の方が良さそう。
111246筒 1235568索 ツモ北
⇒ツモ切り
111246筒 1235568索 ツモ7索
⇒2筒 or 6筒で立直
3筒が残り3枚、5筒が4枚なので、枚数で5筒狙い打2筒で立直。
一応、5筒が中スジにもなっているので、こちらの方が圧倒的に有利。
結局は放銃することにはなりそう。
手を開いてみると、上家が対面の立直の後、苦しくなって、
手に4筒が2枚あって、場にも1枚でワンチャンス3筒に頼っていた。
となると、5筒が両方の中スジになっていたので、打っていた可能性はある。
私の打ちだしが2筒と8筒なので、3-6筒は結構本命どころと考えると、
5筒が選択されていた可能性はありますね。
この局は、牌効率より打点で差に出る選択を間違えたという感じです。
結果的に打点は変わらない立直が打てたものの、
最終的な牌効率に差がないにも関わらず、
打点を下げる立直を打つ可能性のある打牌をしたというのが、
この局での最大のミスになります。
ツモ裏なくとも、2600点か5200点の差は大きく、
同じ愚形でも雲泥の差です。
こういうのが、上手い人との差になるのだと思います。