三麻の牌譜検討です。
発暗刻で一向聴。
受入れは5筒、6筒、7筒、8筒、7索、8索、9索の7種で、
それぞれ、3、3、4、3、3、2、2枚で合計20枚の一向聴です。
悪くはないかなーって感じの受入れですね。
打点も北抜きはありませんが、
立直をかければ親萬あります。
7索が埋まれば、ダマにも取れる。
ただし、7索以外のツモだと待ちが悪い。
そんな感じの状況。
下家が、1萬、6索、4索からの字牌切りなので、
大体は混一色で、5筒も2筒もいらんとツモ切っている状況ということは、
高確率で聴牌入ってますね。
そして、絶妙に危ない9筒。
筒子が危ないとして、1-4-7筒、3-6-9筒しかないんですよ(笑)
そして、4筒が3枚ある以上、3-6筒がワンチャンス。
1筒が直前に切られているので1-4筒も否定。
ワンチャンスと否定を消すと、4-7筒、6-9筒しか残りません。
一応、愚形の可能性があるから、流石に50%で当たるとは言いませんが、
30%ぐらいは当たりそう。
一応、南が暗刻って可能性はあるけど、ラグもなかったし、
中も切っているし、
発、混一色、北、赤として、満貫ですかね。
対々和とかあったら、痛いけど、その可能性はそこまで高くないし、
一応、打点があって、そこそこの受入れのある一向聴で親だし、
確率的には4筒が埋まってないってケースがそれなりにあるしということで、
9筒を打ちました。
3-6-9筒・・・良い待ち(笑)
カンせずのパターンか。
跳満放銃で激痛でした。
流石に手牌を開けて、7索を上家が持っているから、
降りが最善手というのは、ちょっと違う。
神視点の話です。
少なくても下家は持ってなさそうだし、
1枚ぐらいは山にある計算で良いでしょう。
筒子の場況は良くないにしても、筒子のどれか1枚ぐらいはありそう。
聴牌の可能性はあるかな。
仮に9筒を使うパターンとしては、7筒、5筒を埋めていくパターンになる。
で、降りるパターンとして、7索と8索は通りそう。
一応、1筒を通した上家がくる想定で、発は後から。
大抵はしのげそう。
9索は対子になっていて、シャンポンに当たると、
赤があるという想定で跳満になるため、打てない。
打8索、9索で回っていくパターンは想定してはダメですね。
頑張って回っていくパターンはどちらかに放銃しているパターンになります。
回るパターンは7索、8索を打っていくパターンしか取れず、
めちゃくちゃ受け入れを減らして聴牌取りをしなければなりません。
となると、降りか、9筒だけは押していくという2パターンになる。
で、点棒状況は平たい東2局。
満貫打っても30000点は残る。
9筒は押し優位かなー。
これがもし、聴牌取れて、筒子が出るパターンは、7索と5、6、8筒のツモ。
7索だけは、発切りがあるので、実質、5、6、8筒の時の9枚。
50%ぐらいか。
まずまずの確率で超危険な筒子をもう1枚通す必要があるのか。
となると、降りがちょっと優位かなという印象。
押しが大間違いとは思わないけど、聴牌気配を感じていた以上、
降りが優位かなって感じ。
ただ、親番であることと、
確率的には聴牌ではない可能性も20~30%はありそうで、
やっぱり打9筒が問題とは感じない。
怖いとかではなくて(怖かったら降りてるw)、
単純に聴牌気配を感じたという、人間の直感ですね。
一応、1000半荘以上は打ってきているので、
直感を信じるのも良いと私は思います。
一応、研究で、
人間の直感はその人のデータに基づいた感覚の事が多いということも、
実証されつつあるのを聞いたことがあるので、
「怖いから打たない」ではなく、
「経験上聴牌が入っているから、一向聴なら降り」なら、
降りも良しだと思います。