三麻攻略法~2024年3月ver~ | まっきぃの『走』で生涯現役を目指す日記~走りも競馬も麻雀も生涯現役!~

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30代になってから再び走りに奮起!
主はランですが、競馬ネタも少々。
2023春より麻雀を頑張り始めました。

三麻を攻略していこうということで、

とにかく、書き綴っていく。

 

 

ひとまず、雀風にかかわらず、

共通で考えていかないといけないことを書いていく。

レベルは雀傑以上ぐらいから実戦していくことになる基礎的なところ。

 

 

【1】配牌から考える事

まず、良形の立直を打てるかを考える。

三麻は四麻以上に裏ドラが乗りやすく、

また、雀魂の段位戦においては、北抜きで打点が上昇しやすいため、

ただの立直が途中、北を抜けたり、三麻のツモりやすさも相まって、

「立直、ツモ、抜きドラ、裏1」みたいな感じになりやすい。

打点無くとも、ツモと北抜き期待で、最速で良形聴牌を目指すという考えで良い。

 

染め手狙いやドラ重なり狙いで打点を作らなくても良いのかという話になりますが、

速度が変わらないなら問題ないですが、速度を殺して3飜を5飜にしなくとも良いです。

相手も速度が速いので、南2局以降の条件がある場合を除いて、

とにかく先制してツモっていくのが大事になってきます。

雀傑までなら、愚形立直のみでもとにかく先制立直を打ったら良いのではないかと思います。

これは四麻も同じですけどね。

 

バラバラの手からは国士狙うか、

端と字牌に寄せていって、聴牌を諦め気味で打っていくのが良いかなと思います。

親だったら、字牌整理して内に寄せても良いですが、

安牌を2枚程度残してスマートに打ち進めた方が良いです。

聴牌率MAXでも悪くはないですが、それは守備が完璧にできる人の理論でもあるので、

打点がない時ほど良形以外は捨てる気でスマートに打っていった方が安定します。

 

麻雀をメインの趣味としてやっていくのであれば、

聴牌率MAXで打っていくとかして、失敗しながら、

この配牌は降り気味で打つとか、進めていくとかのバランスを覚えていくと良いと思います。

 

配牌の段階で、

「強者になりたい」「程々に打ちたい」「楽しんで打ちたい」等で方針が変わります。

麻雀を教えたがりの人に多いですが、「○○すべきだ」と強制する人。

「教育」という言葉を覚えた方が良いです。塾じゃないんだから(笑)

セオリーは「○○すべきだ」という教え方でも悪くはないですが、

配牌からの戦略は最も分岐が多いので、字牌の切り順とか、効率や牌理といった、

基礎的なところ以外は、強制しない方が良いです。

色々なパターンがあって、その人が戦略を考えた方が、

麻雀というゲーム性を楽しめると思います。

全員、同じ打ち方じゃ面白くないでしょ(笑)

Mリーグとか観戦して十人十色の打牌があるから面白い。

 

 

【2】序盤から考える事

字牌が多く切られているのかどうかをまず見ます。

筒子、索子の数字牌切られて、後から字牌というパターンは、

染め手のケースがあるので、ちょっと注意。

実際には染め手狙いからの、染め手が崩れるケースはあります。

 

 

点棒状況はさておき、この手をもらったら、

大抵は筒子の染め手を狙います。

ですので、第1打はオタ風の西ではなく9索になったわけですが、

2巡目に4索がきて、索子で両面ターツができてしまいました。

こうなるとちょっと事情が違ってきます。

 

現状、ターツ、面子になっているのは、

1123筒 34索 東東 発発発

上記の4つです。

これで索子をぶった切ると、

残りの1123筒の横伸びか縦重なり、

8筒の横伸びか縦重なり、西、白の縦重なりで、

2つ面子を完成させる必要があります。

 

役役混一色で北を抜けているし、

白が重なったり、チャンタになったりすると跳満まで見えます。

ただ速度感はどうかというと、これだけ端や字牌に偏っているということは、

相手のどちらかは中張牌に偏っていて、速度感がある可能性が結構高い。

打点で押し返すという考え方もありますが、

ここは無難に索子の両面ターツを残して、オタ風の打西として、

立直手順を踏んだ方が良いです。

 

 

こうなったら、索子でも良いかなーと思って、

実戦では索子を打ちました。

今、考えると、打白で良いです。

6-9筒、2-5索のツモで聴牌で、

「立直、発、抜きドラ1」の良形の5200点、

裏乗って8000点です。

仮に赤5索で聴牌だった場合、

「立直、発、赤、抜きドラ1」の良形の満貫。

ツモ裏1で跳萬です。

まだ、抜きドラ2枚残っているので、さらなる打点上昇も見込めます。

こういうケースは打白が良いのです。

対面も1索を切っているので、この巡目なら2索が山にある可能性は期待できる。

そういう読みもあります。

 

これが南2局でラス親もない圧倒的ラスなら、染め手で立直狙いですけど、

点棒状況が平たいなら、先制立直が打てるようにします。

聴牌率、和了率MAXですね。

 

これ、次巡に8筒ツモってくるのですが、そうなると悩みますけどね(笑)

打1筒で東鳴いて聴牌取れるようにしておくのが良いのかなと思います。

2000点になってしまいますが、躱し手として考えれば悪くありません。

ドラ8索が見えてませんし、自分も使うのは大変なので、

状況的にも躱し手にするのはアリです。

理想は、上記のように立直を打つことですけどね。

 

牌譜を見返すと東鳴いて2-5索に聴牌になって上家から和了になってました。

対面が800点をツモってた局だったので、あまり影響はありませんでしたが、

これが満貫とかなら話は違ってきますからね。

躱すのも大事です。

 

 

これは序盤でそういう手組になりましたが、

6巡目ぐらいで方向転換されることは結構ありますので、

安易に染め手だから、染め色じゃない牌は安全とは考えない方が良いです。

終盤で大抵のスジが切れてたら、染めが確定することはありますけどね。

 

 

後、相手2人の河が明らかに同色の染めっぽい河の時は、

安牌抱えと聴牌率MAXに取るために、

それ以外の色を集めるという方法も取ることができます。

相手が2人なので、山に残っている牌を読みやすいのが三麻の特徴にもなりますので、

四麻以上に場況読みが有効になります。

極まってくると、七対子ができまくります(笑)

 

 

ここまで話した2つができれば、雀傑の卒業は速いです。

玉の間でもそこそこ戦えます。

ただ、玉の間になると、副露ケアを覚えないと、

ボコボコにされて、雀傑に落とされる可能性が高まりますので、

これだけだと、運に頼ることになります。

ここからは守備の基礎です。

 

 

【3】先制立直への対応

まず、何も考えずに降ります(笑)

これは極論です。

基本は降りになるってだけで、押し返しもあります。

こちらも抜きドラ2、ドラ2で良形の一向聴とかなら、

相手が抜きドラ2枚とか出ない限り、押しますね。

 

それぐらいの状況でない限りは、無スジをツモって来たら降りって感じになります。

躱し手の三面張で和了がありそうなら、

ちょっとだけ押し気味になりますが、超危険牌ツモって来たら降りですね。

 

二向聴はドラを抱えていても、結構降りになります。

上手く回し打ちできれば良いですが、

できない人は素直に現物や字牌、スジで降りていきましょう。

時間制限ありの段位戦において、

できないことを時間内にこなすことは難しいです。

できないことはチャレンジした方が実力は向上しますが、ミスも増えるので、

段位が落ちることを覚悟してやる必要があります。

 

 

【4】副露ケア

基本は抜きドラの枚数、染め手かどうか、ドラの所在から、

相手の打点を見極めて、押すか降りるあを考えます。

1つ副露した段階で、上記を考えていきます。

抜きドラは2枚からは降りになりますね。

役牌やタンヤオ仕掛けだと、3900点以上は確定。

赤1枚、ドラ1枚でも抱えられていると、満貫以上です。

基本、降りですね。

抜きドラ1枚なら、2000点から3900点で済むケースも出てくるので、

5200点以上の良形の聴牌が取れそうなら、

中盤までは押し気味になります。

 

2つ副露をしていると、三麻の場合、聴牌濃厚になってきます。

これも上記の打点想定をして、1000~3900点までと確信できなければ、

基本は降りになるかなと思います。

満貫を直撃されると、かなり痛手ですからね。

 

 

【5】ダマ聴ケア

これは非常に難しい。

ただ、ダマ聴ケアできるケースがあります。

要するに完全に染め手の河をしていて、

中盤でようやく字牌が出てきたり、染め手の色が出てきたりして、

立直も副露もしていないケース。

これは、自分の手が大したことがなければ、降りて良いケース。

門前の染め手はほぼ満貫以上確定になるので、そういうのはケアしやすいです。

後、抜きドラ2~3枚していて、赤もドラも自分から見えない時は、

その相手の河に中張牌が手出しされたら、手役があってダマにしている可能性があるので、

これも自分の手の価値がなければ、降りても良いです。

 

 

 

四麻も当然、上記のケアはしますが、

それ以上に三麻ではケアをしておかないと、

あっという間に点棒が削られて、ラスを引かされます。

特にダマ聴牌は四麻以上に起こるので、ダマをノーケアにしておくと、

イメージとしては雀聖、雀豪ループ止まりかなと思います。

 

 

段階としては【1】~【3】ができれば、

金の間は卒業できて、【4】が程々にできれば玉の間で安定して打つことができ、

【5】ができれば雀聖でも安定して打つことができるという感じですね。

他にも点棒状況、残り局数から打ち筋を変えていくことができれば、魂天級のイメージ。

場況読みもできれば、魂天級上位というイメージですね。

 

 

三麻は大味な麻雀になると思われがちですが、

特に守備に関しては繊細さを求められます。

四麻は繊細さがなくとも、相手も一向聴止まりなんてケースは結構あって、

無理しても大丈夫だったということも多々ありますが、

三麻に限っては、かなり聴牌入れられますので、

守備意識が薄いと、安定して段位を保つことは不可能です。

三麻は押し引きが非常に難しいので(四麻もだけど)、

打っているときの感覚に頼ることにはなります。

こればかりは打数を増やすしか方法はないので、

失敗を恐れずに数をこなすのが大事だと思います。

 

三麻は半荘でも最短で20分以内で終わることもあるので、

局数を稼ぐことは四麻より難しくありません。

四麻は時間がかかるのがデメリットなので、

三麻の方が実力は向上しやすいかもしれません。