繊細な麻雀の押し引き | まっきぃの『走』で生涯現役を目指す日記~走りも競馬も麻雀も生涯現役!~

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30代になってから再び走りに奮起!
主はランですが、競馬ネタも少々。
2023春より麻雀を頑張り始めました。

麻雀の押し引きって、

単純じゃないんですよね。

システム化することは可能だとは思いますが、

1巡、1巡変化していくので、

押し引きは「センス」と言われます。

 

 

システム化するというのは、

「聴牌してなければベタ降り」

「早い立直には10巡目までは押す」

こんな感じですね。

ただ、これだと、そこそこまでしか強くならないと思います。

 

 

 

東風戦なんですが、

半荘戦だと南2局でこの点数状況だとします。

対面から立直がきました。

 

自分(親) 28900点

対面 24000点

上家 19100点

下家 27000点

 

段位戦だとして押すか否か。

状況的にツモられても3着になる可能性はあっても、

ラスになることはほとんどない状況です。

 

自分は1索を切りました。

でも、これは押すにしても1索の方が良いと思います。

1索は地獄単騎にしか当たらないためです。

1萬は2萬が河に早目にでていてきれそうですが、

当たる確率は断然に1索より高いです。

 

 

巡目が進んで、いかにもって牌がきましたね。

正直、4筒以外は切りづらいところ。

降りるのも厳しいですね。

とはいえ、8索と6筒の選択になって、

7索2枚見えで、立直前の河にもあるし、

4索の離れ方が速いのもあって、5-8索というのも、

若干当たりづらいか。

ってことで、8索を選択しました。

 

 

ここまできて、まだ切る牌がない(笑)

鳴いてますしね。

 

8萬を鳴いて手を進めて6筒勝負したら、12000点て言われました(笑)

ほとんど当たるとは思ってたから、止めてたんですけどね。

 

3-6筒が濃厚すぎて、

どうせ危険牌切るなら両面で待とうと考えたわけです。

6-9筒の可能性が薄そうだしね。

その薄そうな6-9筒だったんですが(笑)

9筒は打っちゃうなー。ワンチャンスだし。

 

相変わらず萬子が切りづらい状況で、

筒子も同じ状況。

この場合の押し引きは?と言われると、降りるなら現物4筒でギブアップかなって感じです。

1-4萬は通る、4-7萬は5萬2枚見え(赤が表示牌)で若干ではあるが通りやすい。

4筒落として、4萬って感じになるかな。

 

 

これ、難しい選択だったとは思う。

後3巡って考えると、4筒で降りる選択肢はあった。

ツモられてもラスはないわけだし。

トップ取りが偉いルールでもここでの放銃は痛い。

そして、3-6筒はかなり濃いところだと分かっていたとなると、

なおさら4筒だったと思います。

 

 

危ない時ほど冷静になる癖は必要ですね。

冒頭で押し引きはセンスとは言いましたが、

冷静になるのは慣れとか心構えとかで、

技術として習得できることなので、押し引きが座学でならある程度判断できる人は、

冷静になる術を身に付けるべきかなと思います。

 

方法は人それぞれで、

危険牌切る前に、点数状況をもう一度見て冷静になるとか、

天井を見上げて冷静になるとか、色々だと思います。

段位戦だと時間があるので、一瞬で切り替える方法があると良いですね。

 

 

麻雀は冷静に打つことができれば、

強さは格別に違うので、冷静になる方法を身に付けましょう。