前回からの続き。
東3局なって、安い手に捕まる場面が多く、きつい展開。
親番も1回しかないので、点差を縮めておきたいところ。
面子1(456筒)、両面ターツ2(67萬、78索)、
対子1(発)という形でターツのくっつき形で4萬があって、
1筒、9筒、白が孤立しているという感じ。
そして、ドラが8索で使い切れそう。
基本路線は発を鳴いて2000点。
発が暗刻になれば、立直かけて出和了5200点。
ツモって7700点。
ただ、萬子あたりが伸びれば、
高めで平和タンヤオドラ1で立直できる可能性もある。
そんな感じの手。
打9筒としましたが、Mortalは圧倒的1筒。
(9筒も悪手ではない)
白は重なったら3900点見えるようになるので、
まだ切れないとして、1筒の9筒の比較になります。
上家の速度があるのか変なことしているのか分からないですが、
ちょっと怖いところ。
1筒と9筒で手組に影響を与えるかと言われると優劣はない感じ。
安全度で選ぶと、上家が6筒切っているので、
スジの9筒を残す方が、2巡目で立直来た時に対応しやすい。
だから、打1筒というのが正解となります。
こういうので着順に多大なな影響を与えます。
打点期待値的には影響はほぼないですから、微差とも言えますが、
段位戦においては微差にならないかもしれません。
9筒切って、2巡目立直きたら、
とりあえず白か1筒か発の対子落としかってなって、
何も分からないから、とりあえず1筒落とすかってなって、
それが当たりの可能性がある。
1000局もあれば1回ぐらいはそんなケースあるでしょう。
大体、1半荘10局ぐらいになるから、100半荘で1回あって、
それが致命傷になって4着。
ラス率1%増加です。
それがなければトップ取れたなんて場面だったら、
トップ率1%分を損しているわけです。
特にラス率に関しては段位戦において最重要ですから、
僅差の牌効率ミスより、大差の守備ミスの方が痛手を負うことは間違いないです。
こういう打牌は大事にした方が良いと思います。
ここで打白としましたが、Mortalは大差で打1筒。
安全度の違いで白の方が高いから、打1筒で、
白が重なれば・・・というのは前述しているので良いでしょう。
上家が変なことしているのは確定。
染め手か七対子か端に寄せてるか。
となると、1筒は相当危ない。
白は・・・危ないぐらい。
だから、打1筒になる。
ここで迷いました。
候補としては4萬、7索。
Mortalも4萬47%、7索46%と僅差でした。
私はドラ対子固定の打7索としました。
負けているので打点的な問題ですね。
受入れは4萬の方が良いです。
ドラが8索じゃなかったら、打4萬にしてたと思います。
もしくはトップ目だったら、それもありかなと。
ラス目で親番1回しかないですからね。
一撃に重きを置きたいと考えてました。
後、6索2枚切れ、9索1枚切れというのも、打7索にした要因ですね。
親立直が飛んできて、発切りました。
結局、この手、大体発切りますからね。
そいう意味では1索でも良いかなって思ってました。
5萬チー、8萬チー、7筒チーという感じで押し返したい。
ただ、ある程度、安全度の高い牌を切りながらというのが前提になるかな。
基本愚形が残りそうだし。
Mortalさんは打6筒。
60%以上あるので大差ですね。
6筒が4枚見えで、現段階だと68筒と2枚落とせる形なんですよね。
発も2枚落とせると考えると、4巡耐え。
回し打ちができると。
発が暗刻になったら、攻めても良いかなって感じでしょうかね。
確かにどっちかというと、打6筒の方が良さそう。
発2枚落とすと、他家への守備力が激減する。
親立直だし、降り気味で回した方が良いという感じ。
親番1回あるし、放銃の方が罪という感じですね。
ここから先は攻めてはいたんですが、聴牌ならず。
悪手もありませんでしたが、守備面で細かいミスはありましたね。