Mortalでの牌譜検討はブログで書いてきているので、
参考にしてもらったらと思いますが、
もう少し具体的に書いていこうと思います。
神域やVPLに出られている方は、
直接、プロの方に指導していただけることが多いですが、
名もない社会人はそうもいきません(笑)
というわけで、NAGAやMortalで牌譜検討していくのが、
麻雀の戦術書を読むより、実力は向上するのではないかと思います。
カキは雀豪1に昇段してからの成績です。
16戦で1回飛びましたが、
その時のratingが88.6、悪手率3.8%と魂天レベル(笑)
【雀傑3(金の間)】※19戦
平均rating:83.384
最高rating:89.252
平均AI一致率:71.0%
最高AI一致率:77.8%
平均悪手率:8.1%
最低悪手率:4.2%
着順:9-4-5-1
【雀豪1(玉の間)】※16戦
平均rating:82.825
最高rating:88.690
平均AI一致率:70.2%
最高AI一致率:84.5%
平均悪手率:5.6%
最低悪手率:2.1%
着順:6-3-5-2
玉の間の16戦で1400pt→約2000ptになっています。
雀聖3換算でも、そこそこ戦えているはず。
玉の間は和了率20%前後なので、上振れとかではないです(笑)
ただし、放銃率も10~11%ですので、守備は安定していると思います。
Mortalで牌譜検討しはじめたのが、
雀傑3に降段した直後あたりからですね。
そこから地道に牌譜検討していくと・・・
悪手率は10%切り始め、ratingも80を切ることは稀になりました。
半荘を20戦ぐらい牌譜検討し終えた頃から、
悪手率は5%を切ることもしばしば見られるようになりました。
雀傑~雀豪なら悪手率を下げることが、
昇段するコツなんだと思います。
数が少ないので確かなデータではないですが、
ratingもAI一致率もそんなに変化がない中で、
悪手率が良くなったことにより、
玉の間でも金の間並に戦えていると言えます。
AI一致率は向上してもratingに影響しづらそうです。
rating84.3でAI一致率78.8%、悪手率3.2%、
rating88.6でAI一致率69.5%、悪手率3.8%だったので、
一致もしてない悪手でもない打牌が大きく影響してそうです。
10%ぐらいの差なら、ratingが大きく下がりませんが、
第1候補が80%、第2候補が10%なら、悪手にならないが、
ratingに影響してくるという感じになります。
Mortalになる必要性はないので、悪手率を下げれば、
基本的にはOKという感じです。
悪手にならなかった、悪手寄りの打牌は検討する必要がないかというと、
そうではなくて、恐らく、牌効率か打点で損をしているケースがあるので、
そこはしっかり見直すべきだと思います。
難しいのですけど、立直の判断とか、ダマの判断とかの不一致は、
雀風によっては、Mortalと大きく違ったりしますので、
ratingは85前後あればOKと見ていれば良いと思います。
悪手も悪手でない場合がありますので、
必ずしも悪手率0%が正しいわけではないです。
Mortalの第1候補が振り込みに繋がっているケースがあります。
点数状況から自分の感覚では絶対に振り込んではダメな場面で、
Mortalはちょい押しすることがあるので、
そこで大ダメージを受けていたなんてことは結構あります(笑)
あえての打ち込みとか、ラス目に鳴かせて、上がらせて局を流すとか、
そういった高度なことしませんからね。
基本的に牌効率と打点、副露と立直状況から押し引きの判断している感じです。
多少は点数状況も加味している感はありますけど、
トップ目でも結構押すので、ratingと悪手率は参考値という感じです。
訳の分からんレベルの人に教わるよりかは、
確実に参考になるし、自分のペースで考えることができますし、
知識の押し売りもないです(笑)
教えたがりの人って、自分が戦略が正しいと言い張りますからね。
配信で教えているプロの方は、
どっちでも良いケースは普通にどっちでも良いって言ってますからね。
なので、そこそこ麻雀のルールが分かってきたら、
AIで牌譜検討するのが結構おすすめかもしれません。
ただ、Mortalで牌譜検討しながら、
上手い人に解説してもらうのはアリです。
何故、Mortalはその打牌をするのかが分からなかったら、
知識が深い人に解説してもらうしかないですからね。