【雀魂】麻雀勉強11(何切る) | まっきぃの『走』で生涯現役を目指す日記~走りも競馬も麻雀も生涯現役!~

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30代になってから再び走りに奮起!
主はランですが、競馬ネタも少々。
2023春より麻雀を頑張り始めました。

昨日の記事の東風戦のオーラスの場面。

自分はオーラスの親で25400点の2位。

僅差の3位は対面23700点、

TOP目は下家の40200点、

そして上家が10700点のラスといった状況。

 

 

とにかく自分は打点より早めに上がりたいところ。

対面の第1打が6索だし、下家も第2打で7萬。

割と速そうです。

 

これ、選択肢としては3つあると考える。

 

(1)4萬ツモ切り

(2)7筒切り

(3)8筒9筒のペンチャン落とし

 

まず(3)から。

このペンチャン落としは一向聴から一つ落とす打牌。

相手も速そうで、自分も速く上がりたい局面でこれはどうかなと。

ラス目も東を鳴いてきているしラス確しそうな勢い(鳴くなら西切ったらダメでしょ)。

 

となると(1)(2)の2択になります。

(1)から見ていきましょう。

ツモ切りすると、7萬で3-6筒待ちの平和。

出やすいってわけではないけど、立直ツモなら逆転TOPが現実的に。

裏ドラ乗れば逆転でこれが理想。

次に6筒と8筒をツモのパターンは、89萬のペンチャン落としで、

平和確定に限りなく近づく。

9筒でも89萬のペンチャンよりかはマシになる(8索3枚持たれてるけど)。

36萬ツモでも立直を仕掛けられ、良さそうな感じです。

 

(2)の場合です。

同じく7筒、36萬で立直ができる。

4萬5筒ツモでペンチャン切りといった形になる。

4索ツモでもペンチャン落とすかもといったところ。

ただね、4萬も5筒も最終的にこの待ちになって上がりやすいかと考えたとき、

なかなか厳しい。

対面が6索切っていて勝負に出てきたら5索出てくるかもだけど、厳しいよね。

3萬は悪くななさそうで、タンヤオ系にもできそう。

5萬だと一盃口が狙える良形になり、6萬だと愚形ながら一盃口確定。

打点を考えると(2)も良いということになる。

 

 

打点は(2)の方が上がりそうというのは分かった。

となると、速さはどうだという話になる。

この時点では4萬切りが最速手だと感じます。

聴牌の有効牌は同じなので、

聴牌にはならない有効牌で比べます。

 

(1)3萬4枚、6筒4枚、8筒4枚、9筒4枚

(2)3萬4枚、4萬2枚、5筒2枚、5萬3枚、6萬3枚

 

枚数で考えると(1)が優勢で筒子をツモって来た時に良形になりやすい。

(2)は種類が多く打点が上といった感じです。

速度的には微差ではあるかなと思います。

聴牌速度が同じだから打点も狙えというのは分からなくはない。

ただ、1手差で天国と地獄というのは良くあることなので、

速く手を組むなら、あくまでも残り枚数で速度重視で良いと思います。

最終的に良形になりそうなのなら尚更です。

 

ダントツのラスなら(2)を選択して3位浮上を狙いますが、

この場面なら最速っぽい(1)が前述の通り正着と考えます。

もう一度、言いますが、相手が速いので、

悠長に手役を作っている暇などないのです。

56萬ツモってきたら嘆くだけ。

 

 

最終的にこの形で立直です。

立直平和赤1でツモって裏が乗れば逆転という手。

3筒2枚、6筒4枚残っています。

相手から見たら危険牌なのでツモ期待です。

もしくは立直しているTOP目からの出上がり。

ラス目から出てきたら、裏乗ってしまうと飛んで2位止まり。

 

 

ここで下家のTOP目に注目。

状況的にTOP目の立直で他家が止まるかと言ったら止まらないよね。

ドラ西で3枚見えてるんだから、

2位と3位はラスになる確率は限りなく低い。

突っ込みますよ。ラス目も何もしなければ何も起こらないので突っ込む(普通は西を抱えて)。

 

 

結果的に下家がすぐツモったから、この局に限っては立直でも正解だった。

ただ、長期的に見て三色の手役もあるし、突っ張るにしても立直はリスクでしかない。

引っかけだから出やすいかもというのと、

ドラが少ないから振り込んでも多少は大丈夫という思考かなとは推測する。

それなりに高い手だから押したというのもありそう。

 

 

ただ、私の河、序盤に4萬、8萬と切っているのだから、

それなりに速い手になってそうというのは分かる。

正直、2位の親の追っかけきた直後は相当嫌だったと思うよ。

想定できる嫌なケースの一つだもんね。

 

これが通用するのはその場限りで、長期的には良くないと言い切れる。

三色で愚形でツモって逃げ切りというのは鮮やかで、魅せる麻雀ではあるけど、

プロでも何でもないから、地味でも良いのです(笑)